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パフォーマンスマネジメントとは?特徴や企業への必要性をチェック

公開日:2021.6.4

人材マネジメントに力を入れている企業は少なくありません。従業員のモチベーションが上がれば、それぞれのパフォーマンスの向上にもつながります。そのため、企業にとって、従業員のパフォーマンス向上は「ビジネスの成功」に直結するため、欠かせない事柄と言えるはずです。

そこで、今回は様々な人材マネジメント方法がある中で、最近注目を浴びている「パフォーマンスマネジメント」というマネジメント方法をみていきましょう。

そもそもパフォーマンスマネジメントとは

パフォーマンスマネジメントとは、管理職が従業員と共に目標を策定し、従業員の行動を結果に結びつけたうえでフィードバックを行う方法です。マネジメント方法です。行動を結果に結びつけるということは、従業員の生産性を向上させる、能力を引き上げることも目的となっています。

上司と従業員が共に「目標を達成するためにはどうすればよいのか」を考えます。そして、目標に合わせた行動を行ったあとで定期的なフィードバックを行うことがパフォーマンスマネジメントの特徴です。

従来の人材マネジメント方法は、ピラミッド型で、フィードバックなどを行う機会が少ないものでした。しかし、働き方と時代の変化によって、従来型の人材マネジメントでは、人材がそもそも育たないリスクを抱えることになってしまいます。

パフォーマンスマネジメントの必要性はどこにある?

新しい人材マネジメント手法であるパフォーマンスマネジメントは、現代のビジネスを成功させるためには必要不可欠といえるでしょう。そのうえで、優秀な人材を育てるためにもパフォーマンスマネジメントを取り入れていくことが大切です。

従業員個人の能力と、企業で働くことに対してのモチベーションが上がるようなキッカケづくりを企業側が行うことになります。

そうすることで、従業員個人個人が高い目標を設定し、モチベーションを高めながら達成を目指して行動をしてくれるはずです。すると、企業のビジネス成功に繋がってくれるのです。

人材マネジメンの必要性というのは、企業がビジネスを成功させるために行っているものといえるでしょう。したがって、人材マネジメント無しで目標を達成することは不可能ともいえるのです。「ビジネスを成功させたい」と考えているのであれば、まず力を入れなければいけないのは人材マネジメントであることを覚えておくようにしましょう。

パフォーマンスマネジメントの特徴とは

最新の人材マネジメント方法である、パフォーマンスマネジメントには従来のマネジメント方法とは違う特徴がいくつかあります。ここからは、その特徴を紹介するのでぜひ参考にしてください。

上司と部下が密にコミュニケーションを取ることができる

パフォーマンスマネジメントを導入すると、上司と部下が「目標を達成するためにはどうすればいいのか」を互いに考えていきます。そのため、部下と上司の関わりが従来の人材マネジメントよりも増えるのが特徴的です。

例えば、部下が目標達成のためにとったアクションがあれば、上司はそれをみてフィードバックを行います。従来のように「半年に1回」など、決まった間隔でやるのではなく、都度事にフィードバックを行うため、上司は部下の進捗状態を把握しやすいといえるでしょう。

また、面談回数が多くなるため人間関係も良好に気づくことができ、仕事を行うために必要になる信頼関係を築くことができるはずです。

過去の評価ではなく、目標の達成に向けての支援を行う

従来の人材マネジメントでは、部下が起こなった過去の行動についてフィードバックを行うケースがありました。しかし、パフォーマンスマネジメントは「目標を達成する未来」についての話し合いを行うため、上司は部下に対して成長をするための声掛けを行います。

これをコーチングと呼び、部下と上司の関係は良好となり、また部下もメキメキと成長する要因となるでしょう。

コーチングでかける言葉の例を上げると、「プレゼンをする時は、簡潔に要点を抑えることで、顧客の胸に響きやすくなるよ」など、何をすればいいのかが分かりやすい言葉をかけてあげることがオススメです。

部下が自身の強みに気づけるような面談を行う

パフォーマンスマネジメントの最大の特徴は、上司の声掛けで部下が「自身の強みに気づけること」です。悪いところを反省させるのではなく、よいところに気付いてもらい、そこを伸ばしていくような声掛けができるのがパフォーマンスマネジメントの魅力といえるでしょう。

だからこそ、上司と部下の関係は良好になり、信頼関係も築くことができるのです。パフォーマンスマネジメントでは目標を達成できる未来を実現させるために、どのような行動をすればよいのかを話し合います。

そこで、必要になるのは、強みを知り、活かして発揮することです。このようなプロセスを大切にし、話し合いを進めることで部下は自身の強みを活かしながら業務を行うことができ、生産性アップにも繋がることでしょう。

パフォーマンスマネジメントと間違えやすい【MBO】とは

パフォーマンスマネジメントの導入を検討していると、必ず目にするのが「MBO」という言葉です。つい間違えてしまいやすい言葉になるので、どの部分が違うのかをこの機会にチェックしてみてください。

まず、MBOは「Management By Objectives and Self-Control」の略称で、ピーター・F・ドラッカーによって提唱された「目標管理制度」になります。こちらも人材マネジメント方法の一種です。

目標管理制度には、いくつかのステップがあります。まず、目標を設定し、アクションを行う、結果に対しての評価を担当者が行う一連の流れを年に1~2回評価する人材マネジメント方法です。評価回数が少ないため、どうしても上司と部下のコミュニケーション頻度が減少しがちになってしまいます。パフォーマンスマネジメントは、フィードバックをリアルタイムで行うため、コミュニケーション頻度も高くなるので、大きな違いはここにあるでしょう。

また、MBOの評価基準は業務結果になるため、従業員としては結果にこだわりすぎてモチベーションを上げることができない可能性もあります。中には「達成できる目標を掲げなければいけない」と感じてしまうことから、はなから達成できそうな目標を設定する者もいるほどです。

したがって、パフォーマンスマネジメントに比べるとMBOは、数々の問題点が浮上してしまい、企業にとっては、ビジネスの成功に繋がるような人材マネジメントが出来なくなる可能性もあるといえるでしょう。

パフォーマンスマネジメントを導入すると起こりうるメリット

パフォーマンスマネジメントを導入すると、企業にとっても従業員にとってもよいメリットが起こります。ここからは、そんなメリットをご紹介していきます。

企業側のメリット

パフォーマンスマネジメントを行う企業は、上司と部下の連携がしっかりとれるため、経営力がアップします。日々変化をするビジネス業界にしっかりと順応できる人材が増えるため、スピード経営も可能といえるでしょう。

やはり、フィードバックの回数が多くなり、従業員の行動を管理職が把握しやすくなるからこそ、しっかりとした評価を行うこともできます。そうすることで、従業員のモチベーションもアップし、「ここで仕事を続けたい」と思う従業員も増えるのです。離職率の減少は企業にとっては大きすぎるメリットになるのではないでしょうか?パフォーマンスマネジメントは企業が導入すべきマネジメント手法なのです。

従業員側のメリット

パフォーマンスマネジメントを企業から行ってもらえる従業員は、働くうえでの「自分の強み」に気づくことができるでしょう。目標を達成するためにはどうすればいいのかを考えながら、アクションを起し、そして間違った方向に進みそうになれば、上司からフィードバックを行ってもらえるため、目標までの道のりを間違えることもないでしょう。

自身の強みに気付くきながら仕事ができるということは、仕事に対するモチベーションも高くなるはず。信頼できる上司と仕事を行えることで、「この企業で長く働きたい」と感じることもあるでしょう。これはパフォーマンスマネジメントをしてくれる企業で働けているからこそ感じられるメリットといえます。

まとめ

この記事では、最新の人材マネジメント方法である「パフォーマンスマネジメント」について解説をしました。どのようなマネジメント方法であるのか、そして導入をすることで起こりうるメリットについて詳しく解説をしたので、自社での導入を検討された担当者の方も多いのではないでしょうか?

従来のマネジメント方法では、最新のビジネスに乗り遅れる可能性もあるので、人材マネジメントはなるべく「最新のもの」を導入するようにしましょう。

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この記事を書いた人

HR BLOG編集部

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