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社内の士気を高めるためにはミッションが必要?その意味や定め方を解説

公開日:2021.8.17

ミッションはあらゆる会社において大事なものです。設定することで、多くのメリットがあります。それの基本的な意味や定め方などのポイントを解説します。

そもそもミッションとは

言葉の定義を詳しく説明します。

任務や使命のこと

わかりやすくいうと、企業が果たすべき使命や任務のことです。到達するべき目標があり、そのために行動することが使命や任務。企業が何のためにあるのか、どういった価値を社会的に提供するのかを明確にしたものといえるでしょう。

企業の理念の一つ

ミッションは多くの企業が掲げているものであり、企業理念が社内に浸透したものでもあります。ただし、企業理念は必ず掲げなければいけないものではなく、企業によっては特に定めていないケースも。また、別の名称として掲げていることもあるのです。

ミッションと一緒に覚えておきたいビジョンとバリュー

それぞれ詳しく説明しましょう。

ビジョンとは

ビジョンとは未来の状態を指している言葉です。実際に理念を実現した場合に、どういった状態になっているのか、その企業が理想とする未来像をあらわしているといえるでしょう。その企業がどのような方向性を目指しているのかがビジョンをチェックすることでわかるのです。

バリューとは

バリューとは組織において共通した価値観のことです。事業や業務を進める際にどのような価値観を重視しているのかがわかります。会社の目標達成の基準となるものです。

社内ミッションを定めることで得られる効果とは

社内でミッションを定めることで、どのような効果を得られるのか説明しましょう。

会社の判断の指針となる

会社経営は、さまざまな場面で決断を迫られます。トップが決断をするだけではなく、現場やプロジェクトにおいても決断や判断を迫られるケースは少なくありません。どんな決断をすればよいのか迷った場合に判断の指針となるもののため、自社のミッションに則っているか、照らし合わせて考えればよいのです。ミッションをきちんと設定することで、判断する際の確かな基準が生まれます。

外部からの共感を得やすくなる

会社のミッションは社内での影響力だけではなく、社外に対してもアピールできるものです。これから取引先になるかもしれない企業に対して、自社の目標や価値観を伝えることになり、共感や賛同を得られるかもしれません。外部から共感を得られれば、商談や交渉も有利に進められるでしょう。

社内の統率をしやすくなる

社内においてチームをまとめる祭には、共通する目標や価値観、判断基準があることが望ましいです。そうすれば、みんなを一つの方向にまとめることができます。ミッションがあれば、組織において、それぞれの判断の方向性を一致させることができます。

ミッションは?重要な作り方と手順をチェック

ミッションはどのようにして作ればよいのかわからない人は多いでしょう。そこで、ミッションのつくり方について、各手順を説明します。

チームで考える

組織としてのミッションをつくるのであれば、そのためのチームを作るとよいです。多くの意見を出し合って話し合いをしながらまとめていけるよう、できるだけ幅広いメンバーを集めるようにしましょう。そうすれば、さまざまなアイデアや意見が出され、誰しもが納得できるものが生まれます。

思いつくことをどんどん出し合えるようになる

社内では多くの意見を出し合えることが大切です。どんなに小さなこと、くだらないと思えるようなことでも、それがヒントになってアイデアに結びつく可能性があるのです。そして、意見の出し合いをする場合は、他人の意見を否定ばかりせず、尊重することを心がけましょう。

アイデアを整理する

いろいろなアイデアが出たら、そのアイデアを整理しましょう。似たようなアイデアについては一つにまとめ、明らかに見当外れなアイデアについては除外していきます。そうすることで、いくつかのアイデアにまとめることができます。

言語化してまとめる

多くのアイデアを一つあるいは複数のミッションとしてまとめ、端的に表現できるように言語化する作業を進めます。その際にはできるだけ重要なポイントのみに絞って考えることが大切です。

社内ミッションを定めたなら!どうやって活用する?

社内ミッションを定めたら、それを有効活用することが大切です。その活用方法について紹介します。

社内で周知させる

ミッションを立てたら、組織のすべての人間が理解できるよう、周知させないと意味がありません。そのためには、さまざまな方法を用いて知ってもらう機会をつくるとよいでしょう。

たとえば、会社のトップや管理職、上司などが部下に対してしっかりと伝える機会を設けるのです。その際には意味について詳しく說明することも重要でしょう。

社内報や研修などを知ってもらうことも良案でしょう。

定期的に見直す

ミッションができたといって、それだけで安心してはいけません。一度作成すればそれで終わりというものではないからです。定期的に見直す機会を設け、問題が生じていないか、現在の会社の活動と齟齬をきたしていないのか調べる必要があります。上手く機能していない部分があれば、新しい目的や使命を考える必要があります。いつまでも目的や使命が変わらなければ、効果が薄れてしまい、上手く活用できなくなります。

ミッションステートメントとは

よく聞くことの多い用語について詳しく説明しましょう。

ミッションステートメントとは

ミッションをより具体的にしたのが、ミッションステートメントです。目的や使命を掲げただけだと、活用しにくいもの。そこで、ミッションステートメントとして具体的な行動指針にしやすい形にすることで、従業社員は働きながら自分自身の仕事の意味や意義について見いだしやすくなります。より意識的に行動できるようになるのです。単に理念を掲げるだけでは形骸化してしまうことも多く、それでは無意味であり目標達成が遠のきます。会社として目指す方向性に舵を切るために、理念や目標を具体的な言葉に置き換えて従業員に共有してみましょう。

ミッションとの違い

ミッションステートメントは現在ではミッションとほとんど同じような意味で扱われ、この二つにあまり大きな違いはないといえます。より具体的な行動が示されているのがミッションステートメントであると考えればよいです。

積極的にアピールするべき

ミッションステートメントは、社内はもちろん顧客や株主など外部に対して積極的にアピールすることが大切です。何を重視して仕事をしているのかを伝えることは、企業イメージに大きく影響します。できるだけわかりやすく、具体的な内容を含んだものを掲げるのが望ましいです。もちろん、従業員に理解してもらえないものでは意味がありません。従業員の気持ちを考えて作成するとよいでしょう。そうすれば効果が出ます。

ミッションの具体例

実際に企業が掲げているミッションの具体例を紹介しましょう。

楽天グループ株式会社

楽天グループ株式会社は「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」を掲げています。ユーザーや取引先の企業に対して質の高いサービスを提供することを意識した結果、人々が成長する後押しをして、社会を変革し豊かにしていくことを理念としているのです。

他にもさまざまなイノベーションに取り組んでいます。「グローバルイノベーションカンパニー」であることを重視し、新しい技術を追求していくことで、企業価値や株主価値の最大化を図っているのです。これが楽天グループ株式会社の企業理念です。

キリンホールディングス株式会社

キリンホールディングス株式会社は「自然と人を見つめるものづくりで、『食と健康』の新たな喜びを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します」を掲げています。自然の力を引き出しモノづくりをする技術を追求し、食と健康を重視するスタイルで事業を展開、常に新しい飲食品の開発に取り組み、豊かな社会の実現に貢献しているのです。

ヤフー株式会社

情報技術の分野で常に革新的なサービスを展開してきたヤフー株式会社は「UPDATE JAPAN」を掲げ、常に新しい技術の追求に取り組み、日本人の生活をもっと便利にすることを目指しています。旧態依然とした状況を改善して、新しい日本社会の形成に貢献しようというミッションです。

株式会社鳥貴族ホールディングス

同社は「焼鳥で世の中を明るくする」をミッションとして掲げています。低価格で効果値の焼鳥店を展開することで多くの人達を喜ばせて感動を与え、理念を実現しているのです。

まとめ

企業がミッションを掲げることで、会社の方向性を示すことができ、従業員がまとまって仕事に取り組めるようになります。会社の成長に大きく貢献する要素のため、具体性がありわかりやすい理念をつくりましょう。

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この記事を書いた人

HR BLOG編集部

このブログでは、「経営者と役員とともに社会を『HAPPY』にする」 をテーマに、HR領域の情報を発信しています。

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