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部下の力を活かすよい上司と悪い上司とは?

公開日:2021.5.13

会社において上司とは、部下を持つ存在です。上司になったほとんどの人は、出来る限りよい上司を目指そうとするはずですが、残念ながら悪い上司も存在します。そこでここでは、それぞれのパターンについてまとめていきましょう。

よい上司とは部下を成長させる人間

よい上司とはどんな人なのでしょうか。働いている業種、世代、個人の経験などでよい上司観は大きく異なると思います。そのため、一概に良い上司を決めることはできません。

しかし、会社という組織、そして個々に対して利益をもたらす存在がよい上司と定義すると、その姿がしっかりと見えてきます。それは、部下を成長させ、自分も成長していく上司です。与えられたノルマを淡々とこなし、衰えも成長もしない人間は、人材としては使いやすいかもしれませんが、よい上司とはいえません。

よい上司とは、仕事のなかで成長できるポイントを見つけ、それを部下にも共有します。しかし、一朝一夕に「部下を成長させる上司になろう」と思っても、何をすればいいのかわからない方が大半でしょう。

部下を成長させ、自分も成長していく上司になるためには、具体的に何をするべきなのか、意識すべきポイントを紹介します。

結果を見据える

企業において、最も重要なのは結果です。結果を出さなければ企業は利益を出すことができませんし、成長することもできません。日常の仕事から特別なプロジェクト、取引相手との交渉まで、企業の一員として行うあらゆる行動には常に結果が求められます。

そのため、よい上司は常に結果を見据えます。今現在の行動がどのような結果をもたらすのか考えて行動し、その結果のために努力をします。もし悪いものにつながりそうであれば、行動を是正するように途中で軌道修正を求めるのもよい上司です。もちろんその対象は自分自身の行動も含みます。また、よい上司は実際の結果を疎かにしません。実際に出た結果は、貴重なデータだからです。

よい上司は、実際に出た結果がどうであれ、それを分析して原因を追及します。失敗してしまったのならば、何が原因で失敗してしまったのか、そしてどうすれば今後同じような失敗を繰り返さないのかを分析して次に活かすのです。よい結果が出せたのなら、今後のプロジェクトで活かせる場所はあったのかを明確にしておきます。

このように、今後のために結果を分析し、自分のなかに落とし込むという作業も、結果を見据えるという作業の一つです。これを行ったうえで部下に共有し、チーム全体のレベルをあげていく上司は、まさによい上司の鑑といってもいいでしょう。

過程も評価する

結果を見据えるということは、よい上司になるためには非常に重要です。しかし、結果を見据えることと成果主義になることは決してイコールではありません。成果主義になってしまうと、結果を出すか出せないかという2つの観点だけで部下を判断してしまい、よい上司からかけ離れていってしまいます。

よって、結果を見据えることは前提として、部下がどのように努力したのか、どのような形で行動したのか、どのように行動したのか、それも含めて評価しなければなりません。たとえば、結果を出そうとして新しいことにチャレンジして、残念ながら実らなかった部下がいたとします。結果だけで見れば、その部下の実力が足りなかったといえるかもしれません。

しかし、新しいやり方は簡単に結果が出せないものです。方法が正しかったとしても、周囲の慣れや実際に動く側の問題、その他の問題などで、なかなか結果を出すのは難しいものです。だからこそ、結果のみで部下の働きを判断するのではなく、その過程も含めて評価しましょう。

部下が褒めるべき行動をしたのならば称賛し、望ましい行動をしたのならそれを他社にも共有してノウハウを全員に渡すなど、よい過程にも着目した評価をしてください。それが部下のモチベーションを保ち、さらに部下を成長させる、よい上司への一歩となるでしょう。

部下の得意・不得意を把握する

あらゆる人間には得意・不得意が存在します。当然、部下もそうです。人間を管理するうえで重要なことは、得意な人に得意なことを、不得意なことはなるべく得意な人に回すことです。もちろん不得意を克服するのは重要ですが、それは仕事中にやるべきことではありません。

よって、よい上司は部下の得意・不得意を把握しているものです。普段から部下との会話を大切にし、時には面談を通して部下の得意なこと、不得意なことを把握します。そして、それぞれの部下が得意をさらに伸ばし、不得意は出来る限り減らせるよう、ストレスのない形で仕事を割り振るのがよい上司です。

悪い上司とは部下を貶める人間

次に、悪い上司とは何なのでしょうか。単純に考えれば、よい上司の逆が悪い上司です。仕事の割り振りを考えない、結果だけを評価する、結果について考察をしない、というように考えれば間違いないでしょう。

さらに、こうした悪い上司像に共通する特徴があります。それが、部下を貶めることです。部下のやる気をそぐ行為は、数ある悪い上司の中でも最悪といっていいでしょう。

普段の仕事でも、悪い上司は部下を思いやりません。特に、人間関係面での思いやりが少なく、自分のお気に入りの部下だけを贔屓したり、そうでない部下は黙殺したり、適当にあしらったりします。しかもそれを表立ってアピールし、徐々にそれが当たり前となってしまうことさえあるのです。

職場での部下の扱い以外にも、部下の仕事量を考えない、仕事を分担しない、慣例や上からの指示だけを淡々とこなすなどの特徴があります。部下がどれだけつらい仕事をしていても素知らぬ顔なのです。しかも自分の地位に胡坐をかき、現在の状況に慢心するのがまさに悪い上司。向上心がなく、時には新しいことを導入しようとする部下を弾圧します。自分の保身と現状の維持にしか興味のないのです。このように、悪い上司は部下のモチベーションを大きく下げます。部下のモチベーションの低下は生産性を下げることにもつながってしまいますが、先を見ていないため、気がつかないのでしょう。

まとめ

よい上司とは、部下を成長させる上司のことです。中間管理職として会社に身を置いていると、どうしても部下のことまで気が回らず、自分のことしか考えられないという場面は少なくありません。しかし、真によい上司は、部下のことまで気を回し、成長させていく上司のことです。

普段からそうした上司になれるよう、チーム全体を見据え、部下にできる限り気を回すように努力していきましょう。

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この記事を書いた人

HR BLOG編集部

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