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テレワークが広まるなか、いま内定者に求められているフォローとは?

公開日:2021.7.2

新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から業務のテレワーク化が一気に進むなか、“例年通り”が通用しない場面が多発しています。人事部門による内定者フォローもそのひとつです。内定者のフォローは内定辞退を防ぐための意味合いが強かったものの、現在では、不安を取り除く必要があるといえるでしょう。今回は内定者をフォローする上で、いま何が求められているのかについて詳しくみていきます。

急激に進んだテレワークによって、内定者フォローはどう変化した?

最近まで、新卒採用は売り手市場にありました。複数社から内定を受けた学生が入社先を選ぶという流れが珍しくない状況だったといえるでしょう。早々と優秀な人材を確保しようとする企業も多いため、内定通知の早期化も進んでいます。結果的に内定通知から入社までの期間が長期化し、採用者の就職に向けた熱意やモチベーションを保つのが難しいという問題が生じていました。

そんななか“ウィズコロナ”によって仕事の進め方が大きく変わり、企業による内定者フォローのやり方にも影響がでています。採用面接や内定者を対象とした懇親会をはじめとするイベントは軒並みオンライン化するか、ソーシャルディスタンスを意識した方が一般化しました。

新型コロナウイルスの拡大が懸念された2020年には、その影響で内定を取り消す企業も多かったため、学生の企業選びは前にも増して慎重になっています。
そして、環境が変化しても時間とコストをかけて採用した人材から、内定辞退の申し入れを受けることが会社にとって痛手なのは間違いありません。世の中の流れや学生のニーズにそった内定者フォローを行って新入社員を迎え入れる努力が企業には必要です。

ウィズコロナ、アフターコロナの時代に内定者は何を求めているのか?

企業側がどう行動するべきかは“内定者が何を求めているか”を基準に検討するべきでしょう。企業側の都合で内定者との接点が極端に減ったり、情報発信が滞ったりすることのないように注意が必要です。

複数の企業から内定を受ける学生が多いことから、他社の内定を早く諦めるように促す企業もあるでしょう。しかし、そうしたアプローチには不満の声が上がりやすく、適切かどうかは一考の必要があります。内定期間中は「他社を諦めさせる」のではなく、「自社を選んでもらう」ためのアプローチに注力するべきだといえます。

コロナ禍では「いかに内定者の不安に寄り添うか」が重要です。オンライン対応のみで内定にいたったケースでは「自分は本当に会社のことを理解できているのだろうか」「会社側は本当に自分を必要としてくれているのだろうか」という不安も生じやすいといえます。そして、最悪の場合は内定辞退にいたることもあるでしょう。企業側は、内定者のそうした心情を理解した上でフォロー策を講じていく必要があります。

フォローの頻度と内定者の心情

アプローチの頻度も大切です。「企業側からまったく音沙汰がない」のも不安ですが、「あまりに頻繁に連絡がある」のは学生にとって負担になります。内定期間中に感じた企業へのネガティブな感情は信頼低下へとつながり、入社へのモチベーションを下げる結果となります。企業ごとに事情は異なるものの、アプローチの頻度は「月に1回」から「2カ月に1回」が一般的です。

また、内定者は、現場社員との接点を求めているとのリサーチ結果もあります。入社後に一緒に働く社員たちと交流し、直に相談もできる機会は内定者の不安解消に効果的です。実際に会ってコミュニケーションを取りたいという内定者側のニーズが高い場合は、十分な感染予防対策を取ったオフライン企画を準備していきましょう。

若者のメール離れ、電話離れも知られているため、未読・既読のチェックができるスマホアプリをはじめとするツールが連絡用として好まれる可能性もあります。こちらからの情報が届いているかを確認できるのと同時に、内定者側も「自分のメッセージが企業側に届いた」と確認できるため、「自分の意思は伝わっているのかな?」という不安を減少させられます。加えて、「大事なメールを見落としていた」「電話の着信に気付かなかった」といったトラブルの予防にもなります。導入を検討してみましょう。

オンライン時代だからこそできる内定者フォローの工夫

テレワークが定着し、オンラインでのコミュニケーションが一般的となったことで新しいフォロー方法も考えられるでしょう。次のような施策は有効性が高いといえます。

(1)動画の活用
SNSで動画を視聴し、経営層が発信するのも当たり前な若い世代に向けて、動画を使った情報発信は高い効果が望めます。

たとえば、職場の様子を生配信する、先輩や上司のインタビュー動画を配信する、過去の懇親会や研修風景の動画を見てもらうなど、動画の活用を検討可能です。内定者向けの情報発信であるため、必要以上に手間をかけた編集は必要ありません。社内をバーチャル見学できるコンテンツなども、オフラインイベントの企画が難しい今だからこそニーズがあります。

(2)オンライン会議システムを交流会に活用
内定者フォローには、先輩社員に不安なことを相談する、同期社員と悩みを共有するといった場が有効です。オンラインシステムを活用した場合、時間と場所を調整して会場に集まるよりも手軽なため、オンライン交流会の方が参加しやすく感じる人もいるでしょう。オンライン会議システムは、上司との個別面談や人事担当者との連絡にも使うことが可能です。

(3)オンラインでのグループワークやアイテムづくり
近年は内定者同士の交流会や先輩社員との懇親会の場を利用して、簡単なグループワークを行う企業が増加しつつあります。オンラインでも同様の企画が展開可能です。オンライン会議システムを使って、特定のテーマに関するアイデアを出し合う、クラウド上でデータを共有しあって社内報の記事や広報活動で使えるアイテムを作成するなど、比較的簡単なタスクに挑んでもらうことで、内定者のモチベーション低下を予防できます。

(4)オンライン版のカルチャーブックを公開する
自社のカルチャーや企業独自の価値観や理念、従業員の声など社内外に向けて発信する「カルチャーブック」のオンライン版を制作してみましょう。作成した場合は、内定者向けにウェブ上で公開します。既存のウェブサイトとは異なる自社の魅力を発信できるため、内定者との心理的な距離を縮められるでしょう。

他にも、社内SNS内に内定者もログインできるページを設けて、先輩社員とコミュニケーションできる体制を作っている会社もあるようです。また、アックスコンサルティングが提供する「MotifyHR(モティファイ エイチアール)」にも、新入社員の受け入れ準備や社員の離職防止などに役立つツールがそろっていますので、ぜひご活用ください。

まとめ

新型コロナウイルスの影響により、人材採用のやり方や内定者フォローの方法は一気に様変わりしました。内定辞退を防ぎ、人材を確保するためには内定者たちがどんなフォローを望んでいるかを見極めた対策を取る必要があります。

それと同時に、テレワークが広まったいまだからこそ実行できる施策やひと工夫することでリーチしやすくなる施策があるのも事実です。内定期間中の過ごし方をすべて内定者任せにせず、企業側から適切なアプローチをしていきましょう。

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この記事を書いた人

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HR BLOG編集部

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