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オンボーディング

新入社員が企業に早く馴染める!「オンボーディング」に取り組んだほうがよい5つの理由

入社時に不安を抱えている新入社員は多いものです。初めての会社、社会人としての生活、人間関係、仕事など、初めてだらけの環境にすぐ慣れろというのは無理な話でしょう。彼らの不安をやわらげて一日も早く仕事に慣れ、会社になじめるようにするためにはいくつかの方法があります。 

代表的なものとしては、新入社員をサポートする「メンター制度」や「ブラザーシスター制度」、さらに戦力として育てる一連のプロセスである「オンボーディング」などがあげられます。なかでもオンボーディングの対象は新入社員だけではないため、会社にとっても多くのメリットがあると考えられています。そこで今回は、オンボーディングを取り入れるメリットについてご紹介します。

オンボーディングの目的

「オンボーディング」とはそもそもどのようなものでしょう?端的に言うと、新入社員だけでなく、新しく入社した中途社員などに対しても行われる指導プログラムのことです。従業員が仕事を進めるうえで必要な知識や社内ルールなどをできるだけ早く体得できるようにし、職場や仕事に対する不安を感じることなく、職場環境に馴染んでもらうことを目的としています。

オンボーディングはまだ一般的な言葉とは言えないかもしれませんが、徐々に多くの日本企業で導入され、それぞれの企業に適した方法で実施されているようです。

またオンボーディングには、前述のとおり管理職や専門職といった、中途採用の従業員も対象としているという特徴があります。新入社員の早期離職を防ぐことはもちろん、中途採用社員の定着を促進したりすることも目的の一つといえます。

オンボーディングのメリット

オンボーディングには大きく分けて5つの効果が期待できるとされています。それぞれ詳しくご紹介しましょう。

1.早期退職の防止

厚生労働省が平成30年に公表した『新規学卒就職者 の 離職状況(平成28年3月卒業者の状況)』によると、新規の学卒就職者が就職後3年以内に離職する確率は、高卒就職者の場合で39.2%、大卒就職者の場合で32%と、非常に高確率。このデータからもわかるように、早期離職を防ぐためにはまず、新入社員のサポートが必要不可欠と考えられます。

新入社員は業務内容を把握することはもちろん、上司や先輩社員・同僚などとともに新しい人間関係を構築することも、大事な仕事の一つ。そこがスムーズにいかないと、どうしても会社に馴染むのが遅くなってしまいます。さらにそれが続いてしまうと、仕事に対するモチベーションも下がり、早期離職の原因になる恐れもあります。そうした状況を防ぐためにも、オンボーディングによるサポート体制を整えることは重要なのです。

2.離職による再採用のコストの軽減

採用のためには、広告費や採用担当者の人件費など、多くの費用がかかります。離職者が出るたびに再採用し、その従業員を教育するとなると、膨大なコストがかかることは容易に想像できます。オンボーディングによって離職率を減らせれば、採用にかかるコストを大幅に軽減できることが期待できます。

3.早期の戦力化

新入社員が独り立ちし、企業にとって戦力になるまでには、少なくとも約1年必要だと言われています。もちろん中途採用者であっても、その企業に馴染み、本当の意味での戦力になるには多少時間がかかるものです。誰にも等しく実施できるオンボーディングであれば、その企業の文化、業務のプロセスを明文化でき、新入社員、中途採用者へ均一に伝えることが可能になります。それによって教育期間を早期に終了できるうえ、早期の戦力化も実現できます。

4.人間関係・信頼関係の構築

新入社員の研修や育成を、人事や配属先の担当者に一任しているという企業も多いのではないでしょうか。オンボーディングによって、他部署も含めて企業が一丸となって新入社員をサポートできる体制を整えられます。

オンボーディングを実施した結果、会社全体の人間関係が円滑になり、全体的なモチベーションアップにつながります。その好循環を生み出すことで新入社員の企業に対する帰属意識を高め、従業員のエンゲージメント強化にも好影響を及ぼすでしょう。人間関係が良好になることで職場環境はよくなり、コミュニケーションも活性化するはずです。そのような環境であれば新入社員は不安を感じずにすみ、ゆくゆくはそれが企業の業績にも反映されていくでしょう。

5. 既存業務の見直しにつながる

オンボーディングという仕組みの構築には、これに関わる従業員全員が自身の企業の成り立ちをしっかりと理解することが大前提として必要になります。つまり、業務上必要な知識や技術をスムーズに伝えられるレベルまで分解し、見直すというプロセスが発生するのです。このプロセスは一見手間に見えるかもしれませんが、改めて組織の現状や、今抱えている問題点が見えてくることもあるでしょう。企業理解を深める過程で、今まで見過ごしていた業務の無駄や、非効率的な作業、何ができていて何が足りないのかを発見できるかもしれません。オンボーディングは新入社員のためのシステムではありますが、既存の従業員にとっても、自社の生産性や業績を向上させるためのヒントとなり、レベルアップの可能性が高まるシステムでもあるのです。

オンボーディングをスムーズに進めるには

オンボーディングにはさまざまな要素があります。もちろんスケジュール管理も必要不可欠。そのため、管理・実施していく部門は事前の準備や進捗確認などの業務が発生したり、負担が大きくなったりすることもあるかもしれません。そういった場合にはオンボーディングを含めた人材育成のシステムを取り入れてみるのもおすすめです。

オンボーディング導入のサポートにHRTechの活用を

せっかく入社してきた新入社員が一日も早く仲間として馴染めるように、ぜひオンボーディングを検討してみましょう。もしも「何から始めたらいいかわからない」「新しい仕組みを導入するための人手が足りない」といった問題がある場合には、人材育成のシステムを導入するのも良案。HR Techの活用で、きっと問題をスムーズに解決できるはずです。

 

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この記事を書いた人

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HR BLOG編集部

人材開発プラットフォームサービス 『Motify HR』を運営しています。このブログでは、「経営者と役員とともに社会を『HAPPY』にする」 をテーマに、HR領域の情報を発信しています。

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