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これさえ押さえればOK!OKRの導入から運用までの5ステップ

OKRの基本が理解できたら、今度は導入方法や運営方法について学びましょう。基本がわかったらすぐに実践したくはなりますが、OKRの成功には、導入から運用までの仕組みをきちんと整えておくことがとても大切です。実際にどのようなステップで設定し、どのように運営していけばいいのかをわかりやすくお伝えします。

失敗しないOKRの導入フロー

そもそもOKRは、「目標(Objectives)」と「成果指標(Key Results)」の2つの要素からなる目標管理のフレームワークです。目標(O)を決め、それを達成するために必要な要素を分解して成果指標(KR)を3〜5個設定します。

では、そんなOKRを社内に導入する際には、どのようなフローで進めれば良いのでしょうか。順を追って説明します。

1.会社の目標(O)を設定

まずは、会社全体の目標を設定します。

・従業員のモチベーションが上がるような挑戦的・野心的な目標
・確実に到達できそうなレベルより1段階上の目標(ストレッチゴール)

上記のような基準で目標を設定しましょう。目標は定量的・定性的どちらでも構いません。目標達成の期日を加えるとより明確な目標になります。

2.会社の成果指標(KR)を設定する

次に、成果指標であるKey Resultsの部分を設定します。OKRでは、達成率が60〜70%くらいになるような成果目標を設定することが望ましいとされています。

成果指標の例
・リピート率を30%に高める
・〇〇(商品・サービス)の問い合わせを10%増加させる

3.会社全体のOKRをもとにして、チーム・個人のOKRを設定する

会社全体のOKRが定まったら、次にチームや個人のOKRに下ろして設定していきます。OKRの特徴は、個人やチームのOKRを遡ると、会社全体のOKRにたどり着くところ。個人やチームの成果がそのまま会社の成果につながるため、このチーム・個人のOKR設定の作業は非常に大切です。

4.OKRを全従業員に共有

会社・チームや個人のOKRがすべて決まったら、全従業員にOKRを共有します。社内サイトやビジネスチャットなどを上手に活用して周知をしましょう。

5.定期的な振り返りやウィンセッションの実施

OKRを導入したら、それをそのままにしておいては意味がありません。定期的な振り返りや進捗状況の確認が必要です。ぜひ、週に1回、または隔週に1回程度、定期的に振り返りを実施しましょう。

・個人やチームの進捗状況の確認
・改善に向けたアドバイス
・目標の妥当性の検証
を行います。

ウィンセッションも効果的です。ウィンセッションとは、週の終わりの夕方頃に互いの仕事の報告を行い、褒め合う場のこと。会社側が従業員の仕事の頑張りをねぎらうために、料理やケーキ、お酒などを用意することもおすすめです。リラックスした雰囲気で進捗状況の確認や目標達成に向けての行動を確認することができます。

OKRの効果的な運用方法

では、効果的にOKRを運用するために、運用のポイントも把握しておきましょう。

1.OKRは必要に応じて修正するもの

OKRはつくった後に絶対変えられないというわけではありません。むしろ、必要に応じて修正・更新しておくことが大切です。人事体制・事業の方向性などの変更を逐次考慮に入れて、必要があればフレキシブルにOKRを変更していきましょう。

2.社内全体でOKRを共有できるようにする

OKRは社内すべての人に共有されること、しかもチームごと部署ごとでなく、いつでもお互いのOKRを確認できるようにすることが大切です。オフラインとオンラインの二つの方法がありますが、会社の規模が大きくなればなるほど、なんらかの共有ツールを導入して、オンラインで確認・更新できるように整えられるとよいでしょう。

3.OKRの達成度は必ず数字で評価する

OKRでは、達成率として数字で明確に目標を設定することとなっています。ただしこれは100%の達成を見込んで設定せず、概ね60%〜70%になるようにしましょう。またそもそも100%の達成が難しい目標設定をしているものの、評価は同じように数字で行い、成果が目に見えるようにしましょう。ちなみにこの評価は、それぞれの「Key results」につけられた評価の数字の平均を、Objectiveの評価として計算するようにします。

4.会社で一丸となって取り組む

OKRで設定する目標は、チームレベル・個人レベルと密接につながっているという特徴があるため、会社一丸となってOKRの仕組みの定着・目標達成に向けて取り組むことが何より大切です。例えばGoogleでは、OKRを期日までに完成しなかったメンバーを名指しで注意喚起するなど、仕組み化・定着させるために厳しい対応を行った事例もあるそうです。それほどまでに会社が真剣に取り組んでいるということを従業員にも理解してもらえるようにしましょう。

まとめ

せっかくOKRをつくっても、機能しない・浸透しないなど上手に運用するのが難しいという声もよく聞きます。OKRに限らず、新しい仕組みを導入する際にはある程度難しさがあるのは仕方のないことでもありますが、OKRが仕組み化・定着できれば、個人やチームの目標・成果が会社の目標・成果とリンクさせられるという大きなメリットがあります。
OKRをうまく設定・運用するためには、個人の業務が全体の目標達成につながるように目標を適切に設定し、従業員全員がOKRを自分のこととして運用いけるかどうかにかかっています。上手な運用のために、会社主導で仕組みづくりを行いましょう。


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この記事を書いた人

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HR BLOG編集部

人材開発プラットフォームサービス 『Motify HR』を運営しています。このブログでは、「経営者と役員とともに社会を『HAPPY』にする」 をテーマに、HR領域の情報を発信しています。

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