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人事異動・配置

離職率低下にもつながる人材配置の最適な進め方

公開日:2021.2.26

最適な人材配置(人員配置)は、離職率の低下や業務効率アップなど多くのメリットをもたらします。しかし、間違えてしまうと、離職防止にならなかったり従業員のモチベーション低下を引き起こしてしまったりなどのデメリットも。そこでこの記事では、人材配置のメリットや種類、最適なタイミングについて解説していきます。

そもそも人材配置とは?目的とその重要性

人材配置とは人事マネジメントの方法の一つで、人材を最適な場所に配置することで、業務効率化や生産性アップ、離職防止などを目指します。適材適所に人材を配置することで従業員のマンパワーを最大限に活かすことができ、経営戦略の遂行や目標達成が可能になります。

最適な配置で企業の目的達成を図る!人材配置のメリット

従業員を最適な場所へ配置をすることには、次のようなメリットがあります。

  • 経費削減
  • 人手不足の解消
  • 業務効率改善
  • 定着率アップ

それぞれについて詳しく解説しましょう。

業務効率改善

スキルのある人を適切な部門に配置することで、2人で行っていた仕事が1人で進められるようになる、10日かかっていた納期を1週間に縮められるなど、業務効率を上げることができます。業務効率が改善できれば、受注を増やして売り上げアップにもつながるでしょう。

人手不足の解消

例えば、3人で行える仕事を5人で行っていた場合、人材配置を適正化することで2人分の余剰がでます。この余剰人員を人手不足の他部門へ異動させれば、人手不足の解消にもなります。

経費削減

人材配置を適正化することで余剰が削減できれば、適切な人数でこれまでどおりの業務をこなしていくことができます。人員削減にもつながるため、人件費の縮小にもなるでしょう。また、人手不足の部署で人材を採用しようとしていた場合は、他部署から人員をまわすことができ、採用コストの削減にもつながります。

離職率の低下

最適な人員配置は、離職防止にもなります。得意分野に配属されることは、従業員のモチベーションに大きな影響を与えます。自らの能力を発揮でき生き生きと働ける職場であれば、離職者も減るでしょう。

従業員のストレス軽減

「人間関係」「業務の質」「業務量」など、従業員のストレスの原因はさまざま。人員配置は、ストレスの元となるものを軽減することも可能です。ストレスを軽減することで、業務効率アップなどにもつながります。

どんなときに行うべき?人材配置の正しいタイミングと5つの種類

人材の配置は、主に次の5つのタイミングで行われるのが一般的です。

  • 人事異動のタイミング
  • 組織体制を変更するタイミング
  • 新規人材を採用したタイミング
  • 役職を変更するタイミング
  • リストラや雇い止めのタイミング

それぞれのタイミングで人員配置を行う際の特徴を解説します。

人事異動のタイミング

従業員のスキルアップや知識の引継ぎなどを目的に行うのが人事異動です。ジョブローテーションともいわれ、従業員のスキル・適性・経験・ポテンシャル・勤務態度・希望などを考慮して配属を決めていきます。社内のノウハウ蓄積や組織構成を最適化するため、年齢バランスを考慮した人事異動や、欠員補充による玉突き人事など、意図せず起こる人事異動も少なからず見受けられます。

組織改編のタイミング

ベンチャー企業やスタートアップ企業のような中小企業に多いのが、組織改編のタイミングで実施です。時間やコストがかかるのはもちろん、会社の未来を左右する人員配置となるため、慎重な判断が必要になります。

新規人材を採用したタイミング

新卒採用や中途採用など、新しく人材を採用するタイミングで人員配置を行います。継続的な新卒採用や欠員補充によって組織構成を最適化したり、新規事業スタートのために外部から必要な人材を採用したりするなど、採用の目的はさまざまです。しかし、新しく人材を確保したタイミングは、人材配置を見直すタイミングとしても適しているといえるでしょう。

昇進や雇用形などを変更するタイミング

昇進によって役職者になる人が出ると、一般従業員の人数が減ります。組織内に余剰人員があれば特に問題ありませんが、欠員が出た場合は補充をしなければなりません。昇進自体も人材配置の一種ととらえることができますが、チームや部署全体で見たときの欠員を補充するための人員配置も必要になるでしょう。また、派遣社員や契約社員から正社員、フルタイム勤務から時短勤務など、雇用形態が変わることによって行われることもあります。

リストラや雇い止めのタイミング

ポジティブなものだけでなく、リストラや雇い止めのようなネガティブな理由による人材配置もあります。会社の業績悪化によって雇用が難しくなった、事業縮小で余剰人員が大幅に出た、予算オーバーや業務減少によって雇い止めが起こる、などの理由から行わなければならないケースも見受けられます。ただし、優秀な人材はほかの部署に異動させるなど、全体を見たうえで見極める必要があるでしょう。

まとめ

人員配置は、業務効率化や生産性アップ、離職防止などの目的で行われるものです。経費削減や人手不足の解消、業務効率改善、定着率アップなど多くのメリットがありますが、最適な人員配置ができなければマイナスに作用してしまうことも。タイミングを見極めつつ、最適な人材配置ができるよう最善を尽くしましょう。

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この記事を書いた人

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HR BLOG編集部

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