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テレワーク

同じ意味?テレワークと在宅勤務の違いとは

公開日:2021.4.19

新たに定着しつつある会社以外で仕事をするという働き方。そのなかに「テレワーク」と「在宅勤務」があります。一見似たような言葉ですが、この2つにはどんな違いがあるのでしょうか。

特に、部下を持つ上司の方は、混同して使用しないよう、これら2つの意味を明確にしておく必要があります。そこでここでは、それぞれの違いについて詳しくまとめていきましょう。

テレワークと在宅勤務の違いは働く場所

両者の違いは、どこで働くのかという点です。テレワークは自宅に限らず、普段の会社以外のことを示す一方、在宅勤務は働く場所を基本的に自宅に限定しています。つまり、在宅勤務はテレワークの一つといえます。テレワークの語源である「TELE」という言葉は、「離れた場所」という意味があります。普段のオフィス以外で業務を行う働き方を意味しているのです。例えば、サテライトオフィスで働くのも、カフェなどで働くのもテレワーク該当します。移動途中の電車で作業を行うことも含まれるでしょう。

実際は、在宅勤務とテレワークにそれほど違いはない

テレワークと言った場合、そこには本来、自宅で働く以外のさまざまな意味が込められています。しかし、職場などでは同じ意味で使われることがほとんどのようです。

テレワークでも通常は家で働くことがほとんど

テレワークといっても、多くの方が自宅での作業をイメージしているでしょう。それは、働き方改革、そして世界的に広がった新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、テレワークが新しい働き方として浸透したためです。

ウイルスの感染を防ぐための処置のため、オフィス以外で働くといってもなるべく外に出歩かないようにするのは前提条件。そのため、テレワーク=在宅勤務というイメージが強くなりました。実際に、テレワークを在宅勤務という意味で使っている人も少なくありません。

そのため、会社でテレワークを勧める場合は、自宅で仕事をする前提で設備や仕組みを整えることになるでしょう。また、自宅以外の場所かつオフィス以外で仕事を場合は、「モバイルワーク」と呼んで区別することもあるようです。

ちなみに、テレワークとよく似た言葉にリモートワークという言葉がありますが、これは字面をわかりやすくしただけで、意味的にはほぼテレワークと同一です。

在宅勤務でも、気分転換にカフェなどで仕事をすることも

在宅勤務の場合は、基本的に家の中で仕事をすることになります。上司の目が行き届かないため、勤怠管理システムで勤務時間中しっかりと働いているかどうか監視する会社も多いようです。

企業によっては在宅勤務を成果主義にする場合もあります。例えば、特定の仕事を終わらせることをノルマにして、それ以外の仕事は基本的にやらなくてもよい、という形で勤怠管理にかかる手間や費用を削減している会社もあります。

その場合、在宅勤務であっても基本的に働く場所は問わないことが多いようです。ノルマをこなすなら、会社以外のどこで仕事をしてもよいのです。カフェでお気に入りのコーヒーを飲みながら仕事をしたり、静かで落ち着ける図書館で仕事をしたりする人もいます。

このように、在宅勤務とテレワークという言葉は本来の意味こそ違えど、現場での使い方はかなり混同されています。在宅勤務で自宅以外で働いていたとしても、それが取り決めに違反していないのなら、目くじらを立てる必要はないでしょう。

テレワークと在宅勤務を導入するうえでの下地の違い

政府がテレワークを推奨するなか、それに応対する企業の姿勢は2分されています。一つはテレワークのなかからあえて在宅勤務を導入する会社です。そしてもう一つが、自宅を含めたオフィス以外で働くのを許可するテレワークを導入する場合です。

この理由は、それぞれの企業のテレワークを受け入れる下地に違いがあるためです。

在宅勤務を推奨する企業の多くは、セキュリティ面のリスクを注視しています。自宅以外で仕事をするとなると、多くの人が接続するパブリックネットワーク上に自社のデータが晒される危険性があります。インターネット接続をしなかったとしても、外出先で重要なデータの入ったUSBメモリを落としてしまったり、悪意を持った第三者にパソコンを盗まれてしまう可能性があるでしょう。

また、他にも、在宅勤務以外では勤怠管理がしづらいという事情があります。時給制のスタッフがいる場合などは安定した接続環境が必須なので、比較的それが可能な自宅に限定してテレワークを実践する企業も少なくありません。

このように、在宅勤務を推奨する企業は、リスクを出来るだけ減らしたいという考えがベースにあります。そのため、そもそも上層部自体がテレワーク自体に否定的だったり、仕方なくテレワークに乗り出している傾向もあるようです。もちろん、在宅勤務を推奨している企業のすべてではありません。セキュリティ上の問題から仕方なく在宅勤務にしていることもあります。

一方、テレワークを推奨している企業は、テレワークを受け入れる環境がある程度整っていることが多いようです。セキュリティ上でのリスクを承知したうえで、その課題をクリアし、自宅以外での働き方を推奨するのは、それが仕事上での能率アップにつながっているからです。

在宅勤務をする場合、従業員の家庭事情によっては仕事の能率が大きく低下してしまう場合があります。時には、在宅勤務が家庭の不仲を招いてしまうこともあるようです。しかし、テレワークであればそういった事態をある程度回避することができます。

しかも、従業員が自分なりに集中できる場所を選んで働くので、場合によっては会社で仕事をするよりも効率があがる可能性があります。テレワークを奨励する企業の多くは、こうしたメリットに目を向けてテレワークを導入しているようです。

まとめ

2つの言葉の違いは、実際のところほとんどありません。なぜなら、大抵の企業がテレワークではなく在宅勤務を採択しているからです。また、そのリスクやコストからかテレワークの導入に否定的な企業もまだまだ多いようで、導入しても一部社員のみに限ることも少なくありません。

必ずしもテレワークを導入することが絶対の正義というわけではありません。業種的に難しい場合もあるでしょうし、導入前に現状の確認や従業員の声の聞き取りやすり合わせが必要なことも多々あります。重要なのは、会社の現状をしっかりと見極めたうえで検討し、自社にあったテレワークの形式を考えることなのです。

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この記事を書いた人

HR BLOG編集部

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