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人材育成・開発・研修

入念なプランを立てて、リーダー研修の効果を高める!

組織で成果を出せる優秀なリーダーを生みだすために、リーダー研修がカギとなることは言うまでもありません。では、実際にはどのような研修を行えばいいのでしょうか? 具体的に考えていきましょう。

リーダーの役割と、リーダーシップとは何かを知る

企業を成長させていくためには、スタンドプレーで結果を出せる社員以上に、組織としての結果を出せるリーダーの存在が重要です。リーダー育成は、会社にとっての重要戦略に他なりません。

かつて、リーダーにはカリスマ性や風格が求められていました。しかし、そうした曖昧な要素だけでは組織を率い、結果を出すには不十分です。必要なのは、知識やスキルに裏打ちされた着実なリーダーシップです。かつてリーダーシップは「天性のもの」だと考えられていました。しかし現代においては訓練や実践によって学べるものであることが分かっています。

そこで注目されるのがリーダー研修です。会社側は、研修を通じて新任リーダーや候補者に自覚を促し、理想のリーダー像を伝え、組織を率いるために必要となる知識やスキルを伝えていきます。

一言にリーダーといっても、本人の気質や、発揮する能力の組み合わせ、求められるリーダー像によって、さまざまなタイプが考えられます。カリスマ型、イノベーター型、脇役に回るサーバンド型、メンバーの感情を重んじるEQ型など、リーダー研修はそうしたタイプの違いを学ぶ場にもなるでしょう。

研修の初期段階では、リーダーとリーダーシップの違いについての解説も必要です。リーダーとは、あくまでも役職や立場を指す言葉です。リーダーになったからといって、組織を率いる能力がその人自身に突然備わるわけではありません。

リーダーとして組織を率いるために必要なのがリーダーシップです。リーダーシップという言葉の解釈は、論者の数だけ答えがあるとも言われ、確固とした定義が存在しないのが実情ですが、リーダーとしての自覚や責任、組織運営に必要な知識、スキル、コミュニケーション能力などをひとまとめにした総称のようなものだと捉える考えが一般的です。

研修の対象者によって何を重点的に学ぶか調整する

経営学者のドラッカーは、著書「プロフェッショナルの条件」の中で、『リーダーとは、目標を定め、やるべきことの優先順位を決め、基準を決め、それを維持する者である』と語っています。理想のリーダー像は、会社ごとの理念やビジョンによってさまざまだと思いますが、身につけるべき能力はおおむね一定です。リーダー研修では、そうした能力について学んでいくことになります。

リーダーは、チームに課せられた課題を分析し、リスクを排しながら目標に向かっていかなければなりません。適切なメンバー配置やコミュニケーションも重要です。局面ごとに状況を判断し、必要な決断を下していきます。

上記の流れを整理すると、リーダーには

  • 課題認識能力
  • リスク認知力
  • 目標管理
  • 組織運営
  • 判断力
  • 決断力

といった能力が求められていることことがわかります。

そうした能力を発揮するコツや、実例に則したノウハウの伝授などが、リーダー研修の中心になっていきます。伝える内容が具体的なほど理解が進みやすく、実際の現場で活用できる可能性も高いでしょう。

カリキュラムを組むうえでは、リーダー研修の対象者によってウェイトバランスが変わってきます。プロジェクトリーダー候補となる中堅社員に対しては、課題認識能力やリスク認知力に加えて、計画を実行する行動力についても意識づけを行うのが有効です。

一方、管理職や経営幹部の候補を対象としたリーダー研修では、組織運営や決断力についての研修が中心になっていきます。同時に、業界や社会の潮流を読む視点を今まで以上に磨いていけるようなカリキュラムも必要となるでしょう。

対象者に合わせて、会社が求める知識、スキルを、できるだけ具体的に伝えていくことで、リーダー研修は充実したものになっていきます。

座学か、体験型か? 効果的な研修スタイルを検討する

どんなスタイルの研修にするかを決めるのも会社側にとっての大事なミッションです。予算やスケジュールも念頭に置きながら、自社にとって理想的なリーダーを生みだすための最善策を選んでいきましょう。

自社の会議室でやるのか、社外の施設を使うのか。座学か、体験型か。講師は社内から立てるのか、外部のプロに依頼するのか、など。また合宿形式、社外セミナーやe-ラーニングの活用なども考えられます。

リーダーとしての知識や実践的なスキルを学ぶ他に、過去のリーダーたちの行動からヒントや理論を学ぶようなカリキュラムも考えられます。シミュレーション形式で行っていく研修も高い効果が生まれると評判です。さまざまなノウハウを持った「リーダー研修のプロ」に相談してみると、思いがけないやり方を提案してもらえる場合もあります。

研修で習ったことを、現場で実践していくように促すのも、リーダー研修においては重要です。責任のある役職ゆえ、失敗を恐れるリーダーもいるかもしれませんが、リーダー研修では、どんな結果がでてもPDCAを回していくように伝えていきます。成功体験は自信に、失敗体験は糧になると知ったリーダーは、会社にとっての財産となるでしょう。

さて、用意したカリキュラムは、理想のリーダー像を実現できる内容になっているでしょうか。組織を牽引する自覚は身に付くか、部下と信頼関係が築けるコミュニケーション力は身に付くか、目標達成に向けて戦略的に組織を動かせるか、行動力は高まるか、正しい判断や勇敢な決断ができる人材に育つかなど、会社側が重視する視点を軸にカリキュラムの見直しを行ってみましょう。そして不足分があれば修正をしていきます。

一度の機会ですべてを伝えるのが難しい場合は数回に分けるのも手です。あえて、数回構成とすることで段階的に成長していくシナリオに乗せていくやり方も考えられます。また、現職のリーダーへのフォローアップ研修を行い、知識やスキルのアップデートを促すことも大事です。

リーダー研修への取り組みは、単発で考えるのではなく、会社の求めるリーダー像を明確に打ち出しながら、計画的かつ継続的に実施していくのが望ましいでしょう。

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