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人材育成・開発・研修

リーダー研修は何のために? 具体的な狙いを再確認!

知識を身につけ、スキルを磨くために行われるさまざまな研修のなかで、業種や会社の規模にかかわらず、多くの企業がリーダー研修を行なっているのではないでしょうか。リーダー研修について、会社側は何を準備し、社員は何をどう学ぶべきなのか。まず基本から整理してみます。

リーダーに必要な自覚と能力は学べばスキルは身につく

部下を率いて、組織として結果を出すのがリーダーの役目です。しかし、リーダーのポストを与えられたからといって、必要な能力が勝手に身に付くわけではありません。自覚を持った行動で周囲に影響を与え、部下との信頼関係を築けなければ、真のリーダーとは言えないでしょう。

リーダー研修では、「リーダーとリーダーシップ」の違いが語られます。役職に就いただけでは不十分であり、リーダーシップを発揮できるリーダーにこそ価値があるのだと、参加者は学ぶことになります。

リーダーシップを発揮するためには、(1)組織の中核となる自覚、(2)管理職としての仕事の進め方を学ぶ、(3)コミュニケーション能力、が基本となります。

なかでも重要なのはコミュニケーション能力。自分の思考や判断を、適切な言動で伝えていくことは信頼関係にも直結し、組織の一体感やモチベーションに大きな影響をもたらします。自覚を持ったリーダーらしい言動や、求められるリーダー像に即した言動も周囲からの信頼につながり、「ついていきたい人物」という存在につながっていくでしょう。

そのうえで、組織で成果を上げるための仕事の進め方、目標設定やスケジュール管理をはじめとするチームマネジメントの手法、社内外における交渉術などを身につけていきます。

かつてリーダーシップは天性のものと思われがちでしたが、今では体系立てて習得していくことができるというのが通説です。近頃は、研修で身につけたスキルを磨いて、謙虚さなどを武器に周囲を引っ張るリーダーも増えています。

闇雲に権限を振りかざすリーダーは、部下にとって不幸ですし、会社にとっても不利益な存在となります。そんなリーダーを生まないようにするためにも、リーダー研修は大事です。また、リーダーとなる社員が、「部下を引っ張っていけるだろうか」「会社側から何を求められているのか」といった不安を解消するための機会にもなります。

ベストタイミングは就任前、対象層によって内容を変える

研修のタイミングは、役職に就く前がベストでしょう。事前に研修を受けていれば、就任してすぐにリーダーとして活躍できます。少し大げさですが「就任後にリーダー研修を行うのでは遅い」とも言えます。

研修内容は立場によって異なります。一人前と認められ、プロジェクトリーダーになる若手社員、リーダー経験を積んで管理職になる中堅社員、管理職から経営陣へと昇格する要職者など、対象者に応じたカリキュラムを用意することが重要です。

若手社員などのリーダー候補には、人間力育成やコミュニケーション能力のアップに関する研修を、中堅層には組織の課題を洗い出す方法や、目標管理術など、実践的な研修が行われるのが一般的です。

リーダー研修は、上司や幹部が講師となり社内で開催する場合や、外部からプロ講師を招くパターン、外部研修に参加したり、e-ラーニングを活用するなど、人数や対象となる層によって、適切なものを選択していきます。

さらにリーダー研修は、「1度受けたら終わり」ではなく、定期開催するのもおすすめ。定期的にリーダーとしての自覚を確かめる瞬間が訪れることになり、また、研修と研修の間に現場で実践できる期間が生じるため、知識やスキルの定着度に好影響が出ます。

個人には限界があるからこそ、能力の高いリーダーが求められる

リーダーシップは会社で働く多くの人にとって必要なものだと考えられます。「自分には縁がない」と思っている社員も、何らかの緊急事態で現リーダーが外れる場合などに役目が回ってくるかもしれませんので、リーダーシップについて知っておいて損はありません。

一般の社員であっても、社内でのリーダーの役割や、リーダーシップの何たるかの知識があれば、積極的に協調して仕事ができるようになるはずです。

リーダー研修は、社内に確固たるリーダーが存在しない会社や、社員たちがイメージする「共通のリーダー像」が確立されていない会社でも有効です。また業績を評価されて管理職になったタイプのリーダーに、意識改革を促す際にも活用できます。

着任前の研修に加え、現在リーダーとして活躍をしている社員へ行うフォローアップ研修も効果的。ビジネスシーンは刻々と変化していますので、知識やスキルをアップデートし、最新の状態で組織をリードしていくのが理想的です。

次世代の経営者候補、幹部候補、経営者自身を対象にしたリーダー研修が行われるケースもあります。社員のリーダーシップをレベルアップさせることを考えるのも大事ですが、トップに求められるリーダーシップについても、最新のスタイルを身に付けていくべきでしょう。

知識やスキルが不完全なリーダーが率いる組織や、会社が求めるリーダー像が曖昧な組織は、高確率で方向性を失っていきます。

個人であげられる業績には限界があるもの。だからこそリーダーには、組織として成果を上げることが求められます。リーダーの存在や、リーダーシップを備える人物の活躍は、会社運営を支える屋台骨に他なりません。機会を設けて、リーダー研修を最大限に活用していきましょう。

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