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人材育成・開発・研修

計画的な研修を!押さえておきたい研修の準備と段取り

公開日:2021.2.22

人材育成・人材教育は、経営戦略を遂行するにあたって必須かつ重要なもの。その手段として用いられるのが研修です。

しかし、より充実した研修にするためには、研修計画を立て、事前準備を行ったうえで段取りよく進めていくことが大切。また、従業員の研修に対するモチベーションを上げ、積極的に参加してもらうことで、より高い成果が期待できます。

会社にとっても従業員にとっても有益な研修を行うための、計画立案、事前準備、段取りについて解説しましょう。

経営戦略に欠かせない人材育成!計画的な研修で自社の人材を戦力化

会社にとって重要な経営戦略ですが、これを遂行するのは自社で働く人材です。すべての人材が必要なスキルや知識を持ち、経営戦略どおりに動くことができれば、会社は大きく成長するでしょう。

しかし実際は、スキルや知識に差があったり、会社や仕事に対する考え方に違いがあったりするもの。この差を埋め、同じ方向に向かって進むために研修を行うことが重要なのです。

研修を行う目的

多くの会社は、目的を持って研修を行っています。それによって研修の内容が変わるため、明確にしたうえで研修を計画しましょう。

会社の成長
経営戦略を遂行するために必要な人材を育てる

定着率を高める
個人がスキルアップできる環境を整えることで、会社に魅力を感じてもらい離職を防ぐ

リーダーの育成
強いチームをつくるために、優れたリーダーを育成する

チームワークの強化
チーム内の連携を図ることで業務をスムーズにし、より高い成果を得る

業務効率化
個人の得意分野を伸ばすことで効率よく仕事を振り分け、業務を効率的に進められるようにする

モチベーションアップ
課題を明確にして、目標を持たせたり学習意欲を高めたりすることで、自己実現に向けて自ら動けるようサポートする

自己肯定感を高める
仕事におけるミスで自信を失うことが、離職やパフォーマンスの低下につながらないよう、自己肯定感を高める

教育スキルを高める
より効率的に人材を育成するため、役職者などの教育スキルを高める

人事担当者なら知っておきたい研修実施の段取り

人材育成・人材教育のための研修を行う際は、次の流れで段取りを進めていきましょう。

  1. 予算の確保
  2. 計画の立案
  3. 内容の決定
  4. 年間スケジュールの決定
  5. 告知

それぞれのポイントを解説していきましょう。

1.予算の確保

外部から講師を呼んだり、会場を抑えたり、研修を行うには費用がかかります。まずは、事業計画や前年度の研修予算などを参考に、本年度の予算を確保しましょう。

2.計画の立案

従業員の今のスキルや知識が、会社の求めるものとマッチしているかを確認します。差があるようであれば、その差を埋めるための研修を立案します。

3.内容の決定

どのような研修を行うのかが決まったら、内容を詰めていきます。

  • 研修の目的
  • 対象者(新人、若手、中堅、管理職など)
  • 参加予定人数
  • 研修方法(集合研修、社外研修、eラーニング、OJT、Off-JTなど)
  • 具体的なプログラム

などを決めましょう。

4.年間スケジュールの決定

研修内容が決まったら、年間のスケジュールを考えましょう。新人研修のように時期が決まっているものを優先しつつ、繁忙期を避けるなど、無理のないスケジュールをたてることが大切です。

5.告知

年間スケジュールが決定したら、全体へ告知します。告知する際は、積極的に参加してもらえるよう研修の目的はもちろん、研修で何が身につくのかなどを伝えましょう。

研修後は効果測定を行う

研修の実施だけでなく、実施後の効果測定も重要です。アンケートやヒアリングを通して次のポイントをチェックしましょう。

  • 参加者の反応はどうだったか
  • 研修をきっかけに学習 知識・能力は向上したか
  • 研修で得た学びがどれくらい活用されているか
  • ビジネス上の成果があったか

研修目的と結果に相違がある場合は、補足の研修を行う、期間を決めて効果が得られるかを観察するなどの対応を考え、実施します。

研修計画作成の流れ

具体的な研修計画は、次の流れで作成していきます。

  • 会社の求める人材要件の確認
  • 従業員のレベルの現状把握
  • 理想と現実のギャップを確認
  • ギャップを埋めるための教育方法を検討
  • 人材育成ニーズを把握
  • 研修メニュー決定
  • 研修目的の再確認
  • 予算調整
  • 研修計画完成

求める人材要件や従業員のレベルの把握は、人事担当者だけでなく、経営者や各部門の管理責任者などからのヒアリングを参考にしながら行います。ギャップが浮き彫りになったら、他社の成功事例や人事コンサルタントのような専門家のアドバイスを参考に研修内容を洗い出しましょう。そのうえで、予算やタイミングなどを考慮し、実施可能なものを選択していきます。

参加意欲を高めるのが成功のコツ

研修に仕方なく参加するのか、意欲をもって積極的に参加するかでは成果がまったく異なります。「研修への参加を押し付けられた」と感じないよう、参加意欲を高めたうえで取り組んでもらうようにしましょう。

そのためには、研修の目的や特徴を事前に伝え、納得してもらい、自分にとっての研修価値を見出したうえで参加してもらうことが重要です。

まとめ

会社が成長するための経営戦略を遂行には、優秀な人材を確保することと同じくらい、人材育成・人材教育が重要です。人事担当者は会社の経営方針を十分理解し、研修を行う目的を明確にしたうえで研修計画を立てましょう。ぜひ、ここで紹介した段取りを参考に研修計画を立て、効果的な研修を実施してください。

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この記事を書いた人

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HR BLOG編集部

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