2019年5月19日(日)、米国ワシントン。天気が晴れていたこともあって、会場には多くの来場者でにぎわっていました。
『従業員と経営者のパフォーマンス向上の支援』をミッションとした世界最大のHRイベント、ATD(Association for Talent Development)が、ワシントンDCのWalter E. Washington Convention Centerで開催されました!
HR BLOG編集部では、5/19(日)~5/22(水)の4日間に渡り、ATDの情報を最速でレポートします!
ATDの初日である本日は、
- ストーリーテリング:人々を結びつけるストーリーの選び方、作り方
- 新規性の驚きへの対処法:新テクノロジー評価のフレームワーク
- 機械学習と人工知能学習を実装する:グローバル事例とベストプラクティス
- パーソナリティ・アジリティ:未踏のリーダーシップ金脈
などのセミナーが開催され、来場者はみな、真剣にメモや写真をとっていました。
特に
『Resilience: Refocusing Energy in Times of Change』
~レジリエンス:変化の時に、エネルギーを注力するところを変える~
のセミナーは、従業員の『変化』に対応するためのプロセスや、立ち直る力について、来場者の関心、賛同を集めていました。
変化に対応するためのポイントは以下の3つ。
- 自身の喪失感を認識する(対応する)
- 変化に対して自分が対応できたら、他の人を巻き込む
- 変化し続け、挑戦する
つまり、変化をリスクとして考えるのではなく、絶好のチャンスととらえるべきであり、最も効果的な解決策は「立ち直る力」を備えることである、とスピーカーのMichael LeimbachとDavid Yesfordは語っていました。
日本企業の多くは、「変化」を「リスク」ととらえがちですが、安定を求めず、常に挑戦を続ける若手社員を手助けするような環境を提供することが、本当に必要なことかもしれません。
明日はATD2日目の様子をご紹介します!