『MotifyHR』とは、どういう意味ですか?(開発者への質問)

 

開発者への質問と回答

Motifyの開発アドバイザーであるピョートル・フェリークス・グチバチ氏(元グーグルのグローバル人材開発担当)と、Motify開発者のドレ・グスタボ氏(リクルートキャリア社出身)のメッセージを、Q&A方式でまとめました。(詳しくはこちら

 

 

Q:『MotifyHR』とは、どういう意味ですか?

 

A:『motivation』+『find』からなる造語で、ひとりひとりのモチベーションを発見する、という意味です。

『MotifyHR』は、従業員ひとりひとりの強みを活かして、ベストパフォーマンスを発揮するための人材開発プラットフォームです。

 

 

 

 

Q:エンゲージメントが高いと、どうなりますか?

 

A:働きがいを感じている従業員(=エンゲージメントが高い従業員)は満足しており、仕事に忠実で、生産性も良く、会社の成功のためなら努力を惜しみません。

マネージャー・チームのメンバーは働きがいを感じているか確認しましょう。チームの状況を正しく理解する為の重要なポイントになります。

MotifyHRのパルスサーベイで、エンゲージメントを定点観測するようにしましょう。

 

 

Q:『働きがい』を従業員に感じてもらうために、大切なことは何ですか?

 

A:従業員に「働きがい」を感じてもらうために最も重要なことは、心理的安全性が感じられるチームであることです。

オープンな気持ちで議論・会話することができる、正直な自分の意見を言うことができる環境が必要です。自己開示とチームメンバーを知るために、従業員プロフィールを活用しましょう。

 

 

Q:心理的安全性を高めるために、できることはありますか?

 

A:意見を出してくれた人に「ありがとう」の一言を言いましょう。マネージャーは、とても良い意見であれば褒め、そうでなくても発言に対する感謝の気持ちを表しましょう。

そうすることで、社員はより気軽に発言・提案できるようになります。

その場で言えなかった時は、MotifyHRのチームトークで個別メッセージを送りましょう。

 

 

 

 

Q:モテベーションを高めるにはどうしたらいいですか?

 

A:従業員が新しいスキルを習得したり、キャリアを促進させる機会はありますか?従業員は、常に成長していると感じるとモチベーションが湧いてきます。

従業員プロフィールから、その人の興味・学びたいことを見ることができます。

また、従業員にとって『やりがいがある』と感じる仕事をする機会や、従業員のこだわりを仕事に取り込むチャンスを、増やす工夫をしましょう。

 

 

Q:ゴールを達成するために大切なことはなんですか?

 

A:会社やチームがゴールを達成するために、ひとりひとりの従業員にどのような努力や目標達成が求められているかを明確にしましょう。

その内容がどこまで達成されたかは、従業員の評価基準にもなります。

MotifyHRのOKRを活用しましょう。

 

 

Q:マネージャーの任務とは何ですか?

 

A:マネージャーと人事には3つの重要な任務があり、それはオーケストラの指揮者にたとえられます。

(1)与えられた仕事に必要なスキル(トレーニング)を従業員に与えること。(研修やe-learningなど。MotifyHRのコースを活用しましょう。)

(2)各従業員がコラボレーション出来るように調整すること。

(3)「良い仕事」が生まれる環境を作ること。

 

 

Q:福利厚生は重要ではないのですか?

 

A:給与・福利厚生・職場環境は従業員の満足度の基本となるものです。従業員がこれらの基本条件に満足して、初めて良い仕事を生み出せるのです。

エンゲージメントは大切ですが、福利厚生を軽視して良い、というものではありません。

エンゲージメントサーベイで、従業員が福利厚生に満足しているか確認しましょう。

 

 

 

 

Q:従業員を成長させるにはどうしたらいいですか?

 

A:従業員はチャレンジをすることで成長し、仕事に前向きな姿勢を持つようになります。彼らは常に向上心を持ち、成長できる機会を探しています。

従業員プロフィールを調べ、従業員の現在のキャパシティ(既にあるスキルと経験)と研修ニーズ(仕事に必要なスキルや社員が習得したいスキル)を把握しましょう。

そして、従業員がそれぞれの長所を生かしながら、必要な新しいスキルを習得できるような職務・部署へ配属するようにしましょう。

 

 

Q:チームトークやカンパニーボードは、使わなくてもいいですか?

 

A:会社全体のマネジメントポリシー・プライオリティ(最優先事項)・会社の業績などについては明確に全従業員と共有されるべきです。

カンパニーボードはそのような重要な共有事項をシェアするのに便利です。コメント欄での質問も可能ですので、正確な情報共有ができ、情報格差を防ぎます。

また、各従業員が、自分のチームとチームメンバーの最新状況を知っておけるように、チームトークに投稿して状況をシェアしましょう。各自の作業について報告しあい、タイムリーにチームメンバーからサポートを受けることで、チームメンバーとしての責任をやりがいを感じることができます。

 

 

Q:新しいアイデアが生まれてくるにはどうしたらいいですか?

 

A:イノベーションの文化を持つ企業は、変化にうまく適応し、常に最新の技術で業務を効率化しようとしています。あなたの会社の環境はイノベーティブだと従業員は感じているでしょうか?

『アイデア会議』を開きましょう。従業員にアイデアを提案してもらい、チームでブレストしましょう。

 

 

Q:リファラル採用がうまくいかないのですが、どうしたらいいですか?

 

A:会社に誇りを持っている従業員は、モチベーションがあり熱心で、会社を友人や親戚に勧めるでしょう。

従業員のエンゲージメントスコアを確認し、エンゲージメントが高い従業員に紹介してもらえるよう協力を仰ぎましょう。

従業員の誇りは、会社の待遇・勤務地・仕事仲間と直接関係があります。リファラル採用がうまくいかない場合は、社内の環境を整えることから始めましょう。