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管理職に就くことにメリットはある?働き方や向いている人の特徴を紹介します

公開日:2021.4.13

管理職になるということは、一般的には仕事が認められたうえでの出世や昇級で、素晴らしいことです。しかし、実際に管理職になると苦労や難しいことも多く、いいことだけではありません。今回は、管理職に就くことのメリットやデメリット、管理職に向いている人の特徴をご紹介します。

【メリットを知る前に】管理職とは。どんな働き方をするのか

管理職とは役職の一つですが、明確な定義はなく、企業によって異なります。。一般的には、係長や課長・部長などといった、役職がついたものを指すことが多く、労働組合に加入することができない人と定義される場合もあります。労働基準法では、「役員(取締役・監査役・理事・監事等)」「雇入・解雇・昇進または移動に関して直接の権限を持つ監査的地位にある労働者」「労務・人事部の管理者」などが、「労働組合に加入することができない人」に定義されています。

管理職の一般的なイメージは、「役職を持つ人」でしょう。会社組織の中で効率よく利益を上げるために「課」や「部」などの単位に分けられている「リーダー的役割」を担っている役職であることが一般的です。課長や部長以外にも、会社により主任や次長などのポストに位置づけられる人も管理職とされている場合があります。このような管理職は、会社のなかの小さな部や課のトップとして、予算や労務管理、スケジュール進行管理など、すべての業務の決定権と責任を追う立場であるといえるでしょう。

管理職になることのメリット

管理職になることのメリットは、「昇給」「仕事を部下に任せることが可能」「裁量権がある」「会社の重要な情報を知ることができる」などです。特に管理職になることで最も大きなメリットは、給料が上がること。一般的に管理職に昇級すると、基本給のアップのほか、「管理職手当」として係長〜次長クラスで月に2万円ほど、部長クラスでは3万円ほどの手当を受けることができます。

また、管理職になることにより、使える手当が増えることもあるでしょう。たとえば、「出張手当の割増」「出張経費の使用額の増加」など、今までの手当よりも使える金額が多くなります。このように、働くことで人が重要視している収入アップや、使える手当の増額は、管理職になる大きなメリットでしょう。

管理職になると部下ができるため、仕事を自分の判断で割り振ることが可能になります。このように、管理職になると人に仕事を任せながら、自分自身も仕事ができるようになります。裁量権が増え、自分で仕事がしやすくなるのも管理職のメリットといえるでしょう。

そして、管理職になると重要な会社の情報を知ることにもなります。結果、自分自身にとっての学びが増えるため、スキルアップにもつながります。自分自身の学びやスキルが向上することも、管理職になる利点です。

成果を出す必要がある!管理職になることのデメリット

もちろん、管理職になることでデメリットも生じます。それは、「責任が増える」「人間関係が複雑化する」「今まで以上に成果を問われるようになる」ことの三つです。

役職が高くなればなるほど、責任は増えていきます。管理職になると、自動的に管理監督・責任が発生するからです。自分だけではなく、部下が何かしらのミスやトラブルを起こした場合にも、すべて自分が責任を負わなければならなくなります。また、仕事中に部下が怪我をした場合なども、その責任は管理職である上司が責任を持って対処することになるでしょう。このように、管理職になることにより多種多様な責任が増えることは、デメリットといえます。

また、管理職になることによって、人間関係は複雑化しがちです。場合によっては年齢が上の人や、昔の上司が自分の部下になるというケースも少なくないからです。特に日本においては、一度就職すると同じ企業で働き続けることが多いため、このような現象が起こります。そのため、管理職となった場合に指示を出しにくい相手が自分の下にいるなど、遠慮をしながら仕事をしなければいけない環境も考えられます。

そして、管理職になることのデメリットとして最も大きなものは、今までよりも成果を問われるようになるということでしょう。管理職になると、自分の意思決定や裁量が、結果にダイレクトにつながります。もしも期待していたような成果や結果を得ることができない場合には、管理職としての責任を問われることにもなりかねません。

管理職になるか迷っている人必見!管理職の仕事が向いていない人の特徴

管理職に昇級することはさまざまなメリットがありますが、それとともに責任が重くのしかかります。これらの理由から、管理職になるかどうかを迷っている人も多いのではないでしょうか。管理職になるか迷っている人は、これからお伝えする、管理職が向いていない人の特徴を参考にしてみてはいかがでしょう。

●リーダーシップスキルやマネジメントスキルが不足している人
管理職が向いていない人の特徴の一つ目は、「リーダーシップスキルやマネジメントスキルが不足している人」です。管理職は、組織をまとめるリーダー的存在でなければ務まりません。積極的な行動力に加え、部下を率いる統率力や適切なフォロー力など、リーダーシップスキルの高さが求められるからです。また、管理職は、目標達成のための組織管理や運営だけでなく、部下の育成や生産性を高めることなど、さまざまな成果を求められます。
これらを実現に導くためのマネジメントスキルが欠けている人は、向いていないといえます。

●チームでの仕事が向いていない人
二つ目は、「チームでの仕事が向いていない人」です。仕事の仕方については、人それぞれに向き不向きがあり、チームで進行するよりも一人で仕事を進めた方が効率がよい人もいます。このようなタイプの人も、部下を取りまとめ、チームを率いていかなければいけない管理職には不向きであるといえるでしょう。

●感情的なタイプの人
三つ目は、「感情的なタイプの人」。管理職は、部下を従えるリーダー的存在であるため、人間性も問われます。また、トラブルが起きた際には、冷静に対応することができる心の余裕を、常に持っている必要があります。そのため、すぐに感情的になってしまうような人は、管理職の仕事には向いていないでしょう。

管理職に向いている人の特徴

それでは、管理職に向いている人には、どのような特徴があるのでしょうか?その特徴もご紹介します。

●向上心があり課題解決ができる人
管理職に向いている人の特徴のとして、一つ目は、「向上心があり課題解決ができる人」です。現在会社が抱えている経営上の課題を解決に導くために整理し、戦略を練ることができるようなタイプといえるでしょう。そのためには、日々向上心を持ち、自分自身のスキルも磨いていくための努力を惜しまず、継続していくことができる人が望ましいといえます。

●将来を見通す力・先見性がある人
二つ目は、「将来を見通す力・先見性がある人」です。現代は、ビジネス環境の変化が早い時代であるため、今現在だけでなくその先の将来を見通す力・先見性がある人でないと、臨機応変に対応することができません。管理職は、常に先を見越して計画を立て、実行に移して行く必要があるため、将来を見通す力である先見性のある人が向いているといえるでしょう。

●決断力のある人
三つ目の特徴は、「決断力のある人」です。管理職になると大きな決断をする機会が多いため、迷うことなく素早く決断を下すことができる人や、自分で決断をして進みたい人が向いているといえます。

●危機管理能力・リスクヘッジができる人
管理職に向いている人の特徴の四つ目は、「危機管理能力・リスクヘッジができる人」でしょう。管理職は、その先に起こり得る危機を未然に察知し、対処する能力を必要とされます。そのため、細かい部分にまで目が届き、普段からリスクヘッジができる人が管理職には向いています。

管理職に就くなら部下の気持ちを考えることが大事

管理職に就くのであれば、部下の気持ちを考えられなくてはなりません。なぜなら、管理職は、部下を率いると同時に、育成することも重要な役割の一つだからです。それぞれに足りないものや、伸ばすことができる能力などを見極め、上手に育てる能力と、相手がどんな状態であるかを把握する能力が必要とされます。このようなことから、管理職に就くのであれば、部下の気持ちを考え理解することが最も重要であり、必要な能力といえます。

部下に慕われない管理職の特徴

管理職は、部下とも良好な関係性でなければ仕事を進行しにくいため、部下に慕われる上司となることが望ましいです。しかし、日頃の接し方によっては、部下に慕われないこともあります。部下に慕われない管理職の特徴としては、「えこひいきをしたり横柄な態度」「責任感がない」「毎回発言が変わる」「自分では行動をしない」などです。どれを見ても、部下だけでなく、人として好かれるような要素は見当たりません。このように、部下に慕われない管理職とは、信頼性や責任感、向上心に欠ける人であり、人間としての魅力も欠如した人であるといえるでしょう。

まとめ

管理職に就くことにより得られるメリットはたくさんあります。しかし、人によっては元々の性格上、管理職に向かないという人もいます。もしも管理職になるかを迷っている場合には、一度自分が適しているかどうかを確認してみることをおすすめします。また、自分が今後どのようなキャリアプランを考えているかによっても、管理職になるべきか否かが変わってきます。そのため、今後の自分のプランと合わせて、検討してみるようにしましょう。

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この記事を書いた人

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HR BLOG編集部

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