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HSPの診断項目とスコア判定を解説

公開日:2022.1.21

HSPは視覚、聴覚などの感覚が他の人よりも敏感な人、一つの事柄を深く考えすぎてしまう人、感情の反応が強い、共感性が高い人のことを指します。
近年は日本でも徐々に認知度を高めているこのHSPですが、生まれ持った気質なので病院での治療で改善されるものではありません
自身がHSPかどうかを自己診断でチェックし、上手くHSPと向き合う方法を取り入れていくことが大切です。
HSPの基本的な特徴から診断項目、スコア判定を見てみましょう。最後にセルフケア方法も紹介するので、HSPの可能性がある方は参考にしてみてください。

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HSPの特徴

HSPはアメリカの心理学者が1996年に提唱した概念です。
情報の処理のために他の人より深く考えすぎる、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚といった五感が他の人より鋭い、周囲の環境に感情を左右されやすい、感情移入しやすい、さらにちょっとした変化にも敏感に気づくといった性質を持った人のことを指します。

感覚が鋭く感情を左右されやすいため他の人よりも精神的に疲れやすい、ストレスが溜まりやすいといった問題があります。
HSP自体は病気ではありませんが、ストレスを感じたまま生活を続けているとうつ病などの精神疾患を患いやすくなってしまいます

提唱者であるアーロン博士によるとHSPは先天性のものであり、生まれ持った性質は病院での治療で改善されるものではありません。そのため病院での診断などもおこなっておらず、思い当たる節のある人は自己診断をする必要があります。

HSPについて詳しくはこちら↓

診断項目の詳細と解説


HSPの特徴に心当たりがあるという人は自己診断をしてみましょう。
HSPとして判断できる項目を10個記載しますので、いくつ当てはまるか数えてみてください。

相手の気分によって自分の気分が変わりやすい

HSPは共感力が非常に高いという特徴があります。
相手が不機嫌そうにしていると共感して自分もイライラしてしまう、相手が楽しそうにしているとそれだけで楽しくなってくるという風に、相手の気分で自分の気分が左右されやすい方はHSPの可能性があります。

痛みや刺激に敏感に反応する

五感が敏感なのはHSPの大きな特徴です。
痛みに大げさに反応してしまう、ちょっとした刺激も痛みに感じるという方はHSPかもしれません。
痛みだけでなく、下着や肌着、衣類のタグが素肌に触れるのがストレスに感じる、マスクをしていると顔に刺激を感じるという方もいます。

強い光、匂い、音などが苦手に感じる

窓から差し込む日差し、駅や施設の照明などが眩しく感じる、ちょっとした匂いや香水の匂いで気分が悪くなる、サイレンの音や人ごみの騒音で息苦しくなるといった人もHSPの可能性があります。
五感が鋭く、他の人よりもさまざまな刺激を感じやすい、そしてそれによって不安を感じたり恐怖を抱きやすいといった特徴があります。

ドラマやニュースで心を痛めることが多い

共感力が高いHSPの人は、ドラマで登場人物が辛い目に合っているのを見たり、陰惨なニュースを見たりすると登場人物や被害者に強く感情移入してしまい心を痛めやすいです。
近年はネットニュースでさまざまなニュースがすぐ目に入るようになりましたし、サブスクリプションで映画やドラマ、アニメを気軽に見られるようになりました。
これによって、他の人なら軽く流してしまうようなシーンやニュースでも深く落ち込んでしまいやすくなります。

他人の顔色を気にしすぎてしまう

他人の顔色を必要以上に気にしすぎるのもHSPの特徴の一つです。
HSPは五感が鋭いため少しのことから多くの情報を受け取ります。
話している相手の表情、声のトーン、仕草、目の動きなどから「この人は怒っているのではないか」「自分のせいで気分を害したのではないか」などを心配しすぎてしまいます。

複数のタスクを同時にこなすのが苦手

HSPは一つのことを深く考えるという特徴があります。
そのため、一つの仕事も自分が納得のいくまで深く考えて慎重に進めていきます。
正確な仕事が求められる状況では重宝されますが、同時に複数のタスクをこなさなければならないような状況は苦手で、HSPの特徴がデメリットになってしまいます。

生活の変化を避ける、変化があると慣れにくい

HSPの人は刺激に敏感でちょっとした変化にも気づきやすく、そしてそれを受け入れるための情報処理に時間がかかります。
毎日の生活のルーティーンを決めているという人も多いです。
この生活の変化で動揺し、いつも通りの日々を過ごせなくなる、変化に慣れるまでに他の人より時間がかかるということがあります。

芸術作品に心を揺さぶられやすい

共感性が高く感情の浮き沈みが激しいHSPの人は芸術作品に心を動かされやすいという特徴もあります。
演劇、絵画、小説、その他漫画や映画といった芸術作品を五感を使って感じ取れるので、他の人よりも得る情報が多く感情移入しやすいです。
感性がある、センスがあると評される人も多いです。

人が多い場所やイベントに行くと疲れる

HSPは基本的に内向的な性格をしていますが、中には外向的な性格のHSPの人もいます。
自分から積極的に人に会いに行く、刺激を求めに行くというタイプです。
ですが刺激に敏感という点は変わりませんので、人と多く接する機会やイベント自体は楽しいはずなのにその後どっと疲れるということもあります。
一度に多く得すぎた情報を処理するための時間が必要です。

ドラマや映画の暴力的なシーンが苦手

HSPの人はドラマや映画などの暴力的なシーンが苦手という人が多いです。
その他、登場人物がいじめられるシーン、被害に遭うシーン、理不尽な目に遭うシーンなどで激しく感情移入してしまい、気持ちが高ぶって泣いてしまう、数日落ち込んでしまう、パニックになってしまうというケースもあります。

一般スコアはどれくらい?

上記の項目のほとんどに心当たりがある人もいれば、ほとんど当てはまらない人もいます。
ですがHSPに明確な定義はなく、少ない数でも当てはまる項目があるのならばHSPのセルフケア方法を取り入れる必要があるかもしれません。
解説した通り、HSPは5人に1人が抱えています。自分がHSPだとしても何も珍しくはありません。当てはまる項目の数ではなく内容やその度合いをよく考えてみることをおすすめします。

スコア判定解説


上記のHSPの項目でいくつ当てはまったかによってHSPの可能性をチェックできます。
明確な個数の決まりはなく、数が少なくても一つの項目に対する程度が強く出るようであればHSPの可能性は充分にあるので、あとに紹介するセルフケア方法を試してみてください

HSP度【低】

当てはまる項目が0から2個程度であればHSPの可能性は低いです
ですが一つしか当てはまらなくてもその度合いが強いようであればHSPの可能性もあります。
自分の当てはまる項目に対する負担やストレスを軽減するためにはどんな工夫が必要なのか考えてみましょう。

HSP度【中】

当てはまる項目が3から7個程度の場合はややHSPの可能性があります
これまで周囲の人に「気にしすぎ」「仕事が遅い」「おとなしい性格」などと言われたことがある、なんとなく周囲の人と自分の感じ方の違いを感じることがあるという方は、HSPについて改めて調べてみて、セルフケア方法を取り入れてみましょう。

HSP度【高】

当てはまる項目が8個以上あった人はHSPの可能性が非常に高いです
日々他人との違い、ちょっとした刺激によるダメージ、感情の浮き沈みに悩んでいる人も多いです。
当てはまる項目が同じ数でも、人によって何に悩んでいるか、何に対する刺激が強いかは違います。
自分に合うセルフケア方法を見つけ、上手にHSPと向き合っていくことが大切です。

おすすめのセルフケア方法

HSPのセルフケア方法はたくさんあります。
おすすめは刺激を避ける方法です。五感が敏感なHSPの人は、他の人が感じないような小さな刺激でも敏感に感じ取ってしまいます。

・サングラスやアイマスクで視覚
・耳栓やイヤホンで聴覚
・肌ざわりのいい衣類やマスクで触覚
・香料や添加物を避けた料理で味覚
・刺激になるような他人の汗・職場の埃・食事のにおいなどを避けることで嗅覚
これらのような刺激に関わる原因を回避することで、自身の感覚を優しく労わってあげましょう

見ると気分が悪くなる、落ち込むようなニュースやドラマなどはあえて見ないようにする、情報の処理が追いつかないと感じたらSNSを閉じるなどをして共感しすぎない環境を作ることも大切です
人と会ったあと、人が多い場所に行ったあとは一人で自分のペースで過ごす時間を作れば、精神的な疲れやストレスを緩和できます。

気疲れしやすいHSPは、睡眠の質を向上させることも重要です。

【まとめ】HSPの自己診断をしてみよう

HSPの自己診断方法について解説しました。
HSPは治療で改善するものではありません。
そのため、HSPの可能性がある人はHSPについて正しい知識を得た上でどのようにセルフケアを取り入れるかが大切です。
刺激を受けやすい、感情移入しやすい、人と接すると疲れやすいなど、どの項目で一番ストレスを感じるかを考えて、それぞれに適したセルフケア方法を試してみてください。

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この記事を書いた人

TOYO

株式会社アックスコンサルティング マーケティング本部 WEB制作課所属。
メンタル心理ヘルスカウンセラー、メンタル心理インストラクターの資格を活かして人事向けの記事を中心に執筆。仕事に纏わる悩みに対し、カウンセリング倫理、心理アセスメント、地域精神医療などの観点から明るい毎日を送れるように記事を執筆しています。

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