オンボーディング Onboarding 「新卒社員」や「中途社員」が辞めない仕組みづくり
『オンボーディング』とは、新入社員をスムーズに社内に溶け込ませ、パフォーマンスを上げさせるための一連の仕組みづくりを言います。この冊子ではHR先進国であるアメリカ企業の事例も踏まえ、人材育成のための最新のメソッドを解説。
オンボーディングの具体的な取り組み方をご紹介しています。
人材育成・開発・研修
公開日:2019.5.21
本日は5/20(月)のATDの速報をお伝えいたします。本日も各会場は本日も多くの参加者で活気にあふれていました。
今回は、本日の講演の1つ「企業文化の構築と従業員のロイヤリティのためのフレームワーク」の内容をご紹介いたします。
この講演では、Leena Rinne氏が『従業員のロイヤリティ(愛社精神)の向上と企業文化の構築に必要なことは何なのか』について語りました。
従業員のロイヤリティ(愛社精神)を高め、企業文化を構築していくためには、いったい何が必要なのでしょうか?
それは「リーダーシップ」だとLeena Rinne氏は語ります。
Leena Rinne氏は「リーダーが文化をつくり、リーダーが価値を見出すところに他の従業員も価値を見出す」と語り、リーダーには以下の3つのことが求められると提唱しました。
共感:人の話を聞いて、状況や感情を理解する
責任感:従業員が何をしてほしいかを理解し、当事者意識を持つ
寛容性:フィードバックなどを惜しみなく提供する
企業の文化づくりにおいて、多くの企業が意図的に文化をつくり出せていません。それは、企業が求めている文化とは違うものになってしまっている場合もあります。
対して、意図的に文化づくりをしている企業にはロイヤリティ(愛社精神)の高い従業員が多く、その文化構築には従業員のリーダーシップが欠かせないとのこと。
2019年5月米国ワシントンDCで行われた最新のカンファレンスにおいても「リーダーシップ」の重要性が語られています。リーダーシップ研修をすでに取り入れている企業であっても、企業文化の構築と合わせて今一度見直すことも重要かもしれません。
明日はATD3日目の様子をお伝えします!
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