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【2022年最新版】組織診断ツールの選び方とオススメ組織診断ツール10選!
公開日:2022.9.22
組織の現状を把握し、問題点に対して改善策を打ち出すために役立つのが組織診断です。企業が取り入れることで生産性や売上、従業員のモチベーションの向上を期待できます。
簡単なだけでなく、詳細に組織診断ができ、問題点から改善案まで把握できるツールを10種類紹介します。
組織診断ツールにはそれぞれの特徴があります。目的や料金などに合わせて選びましょう。
目次
組織診断ツールの選び方
組織診断ツールを選ぶときに重要なのは、以下の項目に気を付けることです。
・何のために組織診断を行うのか
・どのような組織診断ツールがあるのか把握する
・自社に適した組織診断ツールはどれか
・予算と機能から選ぶ
組織診断ツールの選び方で重要な項目をそれぞれ解説していきます。
何のために組織診断を行うのか
企業によって組織診断ツールを導入する理由は様々ですが、多くの場合は「現状の把握」と「改善施策の立案」です。
現状の把握では、問題と感じている部分を明確に把握するため。
改善施策の立案では、自社の理想や、競合と比較してよりよい環境を構築するための改善案を模索するため。
なぜこの理由が必要なのかと言いますと、組織診断ツールの中でも以下の2つに分類できます。
・現状を把握するための組織診断ツール
・現状も把握でき、改善案まで提供してくれる組織診断ツール
後者の方が機能的にも優秀ではありますが、コストがかかります。
他にも、特殊なケースではツール利用のサポート担当者が専属でついてくれるなどがあります。
目的が状況把握だけでよければ比較的低コストでツールを導入できます。
まずは導入の目的を明確にしましょう。
どのような組織診断ツールがあるのか把握する
組織診断ツールは数多く公開されています。
それぞれが特有の機能を持っていたり、基本料金や最低契約人数などが設定されているものがほとんどです。
全ての組織診断ツールに関する情報を収集するとなるととても大変ですので、以下に表でまとめました。
有名どころの組織診断ツールを網羅しておりますので、是非ご参考ください。
ツール名 | エンゲージメント診断&HR研修 | ミツカリ | リアルワン | ラフールサーベイ | wevox | モチベーションクラウド | GRATICA | EX Intelligence | クアルトリクス 従業員エクスペリエンス(EX) | Geppo |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最低契約人数 | 10人 | 1人 | 300人 | 1人 | 1人 | 1人 | 1人 | 1人 | 非公開 | 1人 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 100,000 | 無料 | 非公開 | 無料 | 無料 | 非公開 | 非公開 | 無料 |
月額基本料金 | 110,000 | 20,000 | なし | なし | なし | 非公開 | 33,000~49,500 | 非公開 | 非公開 | 無料 |
1人当たり月額料金 | 3,300 | 2,200 | 1,500 | 400 | 300 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 298~800 |
実績 | 松井証券、アイリスオーヤマ | SoftBank、Yahoo!JAPAN | 大東建託、オリエントコーポレーション | 明治安田生命、コカ・コーラ | 三井住友、CANON | Panasonic、三菱重工 | 損保ジャパン、すかいらーく | GameWith | コニカミノルタ、BMW | NTTデータ、トヨタ自動車 |
運営会社 | 株式会社ACCSコンサルティング | 株式会社ミツカリ | リアルワン株式会社 | 株式会社ラフール | 株式会社アトラエ | 株式会社リンクアンドモチベーション | 株式会社オウケイウェイヴ | 株式会社HRBrain | クアルトリクス合同会社 | 株式会社リクルート |
➡スクロールバーを横に移動して10社のツールを比較できます。
自社に適した組織診断ツールはどれか
自社に適していない組織診断ツールでは、正確な結果が得られません。
上記の組織診断ツール比較表の機能部分を確認して、サーベイの追加や編集、配信設定、他社比較、連携サービスなど、自社にとって有用と思われる機能を兼ね備えているものをピックアップしていきましょう。
このときコストはひとまず考慮しない方がよいです。
予算内で絞った結果、機能的に不十分なものしか残らずに消去法で選定する事になってしまいます。
そうなるとカスタマイズ性の低さなどから組織診断が正確に行えなかったり、組織診断そのものが従業員の負担になってしまうことがあります。
ひとまず機能性に満足できるものをピックアップしましょう。
予算から選ぶ
自社にとって必要な機能を備えた組織診断ツールが並んでいる事でしょう。
いざ導入するとなると予算内に収まっているかどうかも重要なポイントになってきます。
満足のいくツールが予算内に収まっているのであれば、迷わずそちらを選択できるこでしょう。
欲しい機能を備えたツールが予算内に収まらない場合は、以下を検討してみましょう。
・ツールを販売している企業に問い合わせて相談してみる
悩んだら相談することが一番の近道です。
担当営業に相談してみて予算の都合を話して価格交渉や機能交渉をしてみましょう。
・機能的に便利ではあるが、人力で解決できる項目はないか
人件費は嵩むものの、人力で解決できるのであれば予算内に収めることができてある程度スムーズに導入を進められるでしょう。
例えば配信スケジュールなどは、予約しなくとも人力でも解決できることがあります。
予算の都合上、運用において人件費や時間が嵩むことを事前に告知しておきましょう。
この時点では、すべての機能を人力含めてですが、満たせている状態です。
・機能性を欠いても大きな支障のないような妥協点を探してみる
当初は欲しい機能としてピックアップしていたものの、予算内で納められなかったのあれば、優先度の低い機能を削ってみましょう。
前項との違いは、人力でも解決できない機能の中から一部を削るということです。
例えば従業員が匿名でのアンケート回答機能が備わっているものもありますが、人力では解決できません。
しかしながら、比較的優先度が低いと考えられる場合には、匿名回答の機能を削るという選択も検討しましょう。
・予算を増やせるか社内で再検討してみる
最終手段ですが、予算の増大を図りましょう。
この時点で予算増大のプレゼンを行うに十分な情報が出揃っていることでしょう。
次のように理由を分かりやすく伝えることで、理解を得られやすいです。
「このような理由でこのような機能が欲しく、人力でも解決できず担当営業にも相談しましたが予算内に収めることができませんでした。
しかしながらこの機能がないと自社に必要な組織診断が行えません。
つきましては、この機能を追加するにあたって追加で〇〇〇〇円の予算をいただけませんでしょうか。」
もちろん予算内で納めることも重要ですが、組織診断を正確に行って、組織を改善する事が最も重要です。
予算の都合で自社に適していない、半端な組織診断を行っても改善に至らないケースがほとんどです。
最終の目標は「組織診断を行って組織を改善すること」のはずです。「予算内で組織診断を行うこと」ではないはずです。
目標と過程を見誤らないように気を付けましょう!
組織診断ツールの選び方を解説しましたので、次からは実際に組織診断ツールの特徴や金額などを見ていきましょう。
※引用部分の区別について:以下に挙げる組織診断ツール10選において、引用部分は「組織診断ツールの商品紹介画面キャプチャ」のみです。
※出所の明示について:以下に挙げる組織診断ツール10選において、キャプチャ画像下部にツールの運営元WEBページのURLを記載しています。
エンゲージメント診断&HR研修
従業員が今の組織の状態に満足しているか、どのような点に不満を感じているかを診断できるツールです。
エンゲージメント診断だけでなく診断結果を元にした研修もこのツール一つでできます。
多くの有名企業が利用しており、組織の改善に役立てています。
お勧めの理由と評価点★★★★★
組織診断の中でも導入されることが多いエンゲージメント診断が簡単にできます。
それだけでなくHR研修にも対応しています。エンゲージメント診断の結果から、問題の原因や課題を発見し、HR研修で解決に導くことができます。
HR研修は別途料金が必要ですが、組織診断から研修まで補填してくれるので非常に心強いです。
上記の事からも、社内にマネジメント経験が豊富な従業員がいない場合でも、組織診断の結果を反映させやすいです。
10人からと少人数でも診断を受けられるのも高評価のポイントです。
特徴・解決できる問題
組織がどのような状態かを診断するために47の質問を行います。
診断結果は4つの状態に分類され、どの状態だと感じている従業員が多いのかが一目でわかります。
さらに組織自体がどのようなタイプなのかも診断してくれます。
これにより、目指すべき組織の形も想定しやすくなります。
診断結果を元にして、今後どの部分を改善すればいいのか、そして理想の組織を明確にしていけます。
エンゲージメント診断の結果を踏まえて、管理者だけでなく従業員にHR研修もできるのがこのツールの特徴です。
改善策を理解してもらい、目指すべき組織の形を共有します。
料金
エンゲージメント診断&HR研修はそれぞれに別料金がかかります。
エンゲージメント診断の基本料金は110,000円です。
さらに診断は1人あたり3,300円で、最低人数は10人からです。
HR研修には現状把握、対象設定、研修内容の決定、実際の研修がすべて含まれ、330,000円がかかります。
実施人数や実施時間によっては研修にかかる料金は変動します。
公式サイトからは無料のお試しにも申し込めます。
対象人数
エンゲージメント診断&HR研修の対象人数は最低10人からです。
調査の信頼度
数多くの有名企業のコンサルティング実績があるアックスコンサルティングが開発した組織診断ツールです。
これまでにアイリスオーヤマ、松井証券など有名企業の導入実績があります。また、専属の担当者が就いてくれることから、サポート体制の強さが見えます。
さらに研修メニューまで揃っており、組織診断から改善まで安心して任せられるでしょう。
ミツカリ
ミツカリは企業と従業員のミスマッチを防ぎ、離職率の低下を目指すことに特化した組織診断ツールです。
採用前の段階でミツカリを利用することで、より社風に合う人材を採用できます。
社内での異動や昇格にも役立てられ、人事の負担軽減にもつながります。
お勧めの理由と評価点★★★★★
匿名回答、実名回答を選択できるため、個人のフォローアップも考えている企業におすすめです。
改善策もすぐに導入できるので、スピーディーに組織の成長を目指す場合にも利用しやすいです。
10分程度で回答できる内容なので従業員への負担も少なく、人事担当者だけでなく従業員もストレスを感じることなく調査をすすめられます。
特徴・解決できる問題
従業員の診断結果を元に、新たな人材がどの従業員に似た特性を持っているかを診断してくれます。
初対面であっても人物像をきちんと把握できるため、入社後のイメージがしやすいです。
さらに入社後に起こりうるミスマッチの可能性などの予測もしてくれます。
相性のいいチーム、部署の提案もするため、入社後の配置や部署異動も考えやすいです。
28種類、7段階で評価され、それぞれの価値観も一目でわかります。
採用要件の定義決めから実際の選考、内定、入社後の研修まで徹底的にフォローするため、採用担当者の負担軽減にも役立ちます。
料金
ミツカリのベーシックプランは基本料金が無料です。
採用の場合1人あたり2,200円の料金がかかりますが、社員の受験はすべて無料です。
年間契約のエンタープライズプランは月額2,200円です。
ベーシックプランの内容に加えて社員の受験結果、社員同士の比較、CSVの出力などが可能です。
まずはベーシックプランで使い心地をチェックするのもおすすめです。
対象人数
ミツカリは応募者1人から利用できます。
調査の信頼度
「ビッグ・ファイブ理論(心理学における人の性格を究極的に突き詰めると5つの次元に統合されるという理論)」がベースの適性検査です。
カリフォルニア大学バークレー校の キャメロン・アンダーソン教授監修、AI技術に詳しい京都大学大学院の田島敬史教授監修の下で作成されており、信頼度は高いといえるでしょう。
リアルワン
従業員の満足度調査ができる組織診断ツールです。
本人だけでなく組織の人材からも評価をする360度評価システム*を採用し、自己評価だけでは見つからなかった長所や短所を見つけ出せます。
本人のモチベーションアップにつながるだけでなく、組織全員のチーム力の向上にも役立ちます。
*360度評価とは、評価対象者の上司や同僚、部下などさまざまな立場の人物が、評価対象者を多角的に評価する制度のことです。
お勧めの理由と評価点★★★
リアルワン社が提供している独自の評価項目を基準に調査しているため、精度が高いです。
心理学や医学などを用いた詳細な分析結果から組織へのアプローチ方法を考えたい企業に最適です。
ただ分析するだけでなく、専門家からアドバイスを受けることも可能です。
特徴・解決できる問題
87問と記述、さらに属性の3つの観点から詳細な診断を行います。
診断にかかる時間は15分から25分程度なので、中長期的に組織診断を繰り返しつつ組織の成長を目指したい企業におすすめです。
診断結果はグラフや表で表示されるため、組織診断やマネジメントの知識、経験が少ない企業でも一目で現状を把握できます。
料金
ライトコースの料金は300人で450,000円、1,500人で1,025,000円です。
スタンダードコースでは300人で800,000円、1,500人で1,455,000円です。
追加の人数やオプションによって料金は変動します。
対象人数
リアルワンの対象人数は最小で300人からです。
1,500人から料金が変動します。
人数によって追加料金が発生します。
調査の信頼度
早稲田大学大学院教授である竹内規彦氏が監修され、科学的な理論背景を備えていることから高品質で精度の高いエンゲージメント・スコアを測定できるとされています。
ラフールサーベイ
ラフールサーベイはエンゲージメント調査の他、メンタルやフィジカルの調査、ストレスチェック、パーソナルコンディション調査もできる組織診断ツールです。
月ごとの簡単なアンケートと半年ごとの本格的なアンケート機能があり、中長期的な組織の育成が可能です。
お勧めの理由と評価点★★★★★
業界随一の精密な分析結果を得られます。
従業員も回答後分析結果を確認でき、自身の状態、組織の改善点などを把握できます。
目標や改善策を共有しやすく、人数の多い企業でもスムーズな対応が可能です。
特徴・解決できる問題
毎月の19問の調査と、半年ごとの144問の調査をこのツールだけで補えます。
質問項目は精神科医や臨床心理士、産業医が監修しており、精度の高い調査が可能です。
点数、ランク表ですっきりと分析結果がまとめられており、社内にマネジメントに特化した担当者がいなくてもスムーズに結果を反映できます。
料金
初期費用として100,000円がかかります。
その後は1人あたり月額400円が必要です。
対象人数
ラフールサーベイは1人から診断が可能です。
調査の信頼度
立正大学との連携やAIの専門家の監修を受けています。
精神科医、産業医、診療心理士とも連携した質問で、独自の詳細な調査結果をチェックできます。
wevox
株式会社アトラエが配布している組織診断ツールです。
エンゲージメント調査から、組織の生産性アップのサポートをします。
お勧めの理由と評価点★★★
3分程度で回答できる簡単なアンケートで、従業員に負担を与えず調査ができます。
AIを搭載しているため、機械的な分析結果だけでなくより詳細な結果を受け取れるのもおすすめポイントの一つです。
特徴・解決できる問題
1回あたり3分間の簡単な調査を繰り返すことで、組織の日々の変化、成長を確認できます。
分析にはAIが取り入れられており、スピーディーに正確な分析結果を確認できます。
これまでの2,100社の調査結果を元にした比較もでき、理想の組織を目指すために足りない部分を速やかに把握できます。
離職率の改善、マネジメント支援を考えている企業に向けた内容です。
日々のエンゲージメント調査で短期から中期的に組織の改善ができます。
マネジメントやエンゲージメントのオンラインセミナーなども開催されており、マネジメントの担当者を教育したい企業にも最適です。
料金
初期費用はかかりません。
月額料金は1人あたり300円からです。
対象人数
wevoxは1人から調査可能です。
調査の信頼度
過去に2,100社以上の組織診断を行ってきた実績があります。
分析にはAIが搭載されており、速やかで正確な診断結果を得られます。
モチベーションクラウド
モチベーションクラウドは過去に8,000社以上の組織診断を行ってきた実績があります。
組織の大規模な改革を考えている企業に最適です。
お勧めの理由と評価点★★★
組織診断だけでなくコンサルタントからアドバイスを受けたい企業におすすめです。
本格的な分析結果を元に企業ならではのオリジナルの改善策を提案してくれるので、より速やかに企業の成長が期待できます。
特徴・解決できる問題
多数の有名企業のコンサルティング実績がある株式会社リンクアンドモチベーションが作成した組織診断ツールです。
エンゲージメント調査から、組織の現状と改善点を把握できます。
他社との比較や項目ごと、属性ごとの比較もでき、組織を改善していくヒントを見つけやすいです。
ツールだけでなく、コンサルタントがサポートしてくれるのも特徴です。
料金
料金は非公開ですが、初期費用と月額費用が必要です。
調査をする人数によって料金は変動するので、無料の問い合わせフォームから相談しましょう。
対象人数
モチベーションクラウドは1人から調査可能です。
調査の信頼度
コンサルタント実績からだけでなく、行動経済学や心理学を用いてツールを作成しています。
GRATICA
本格的な組織診断ではなく、従業員同士が感謝の気持ちを伝え合うことで組織を成長させていくサービスです。
お勧めの理由と評価点★★★
気軽に続けられるサービスを利用したい企業におすすめです。
従業員の満足度を上げ、離職率を下げる効果も大きいです。
特徴・解決できる問題
従業員がサンクスカードで感謝の気持ちを伝え合います。
何に感謝を抱いているのか、誰が何をしてくれることに感謝を感じるのかを組織全体で把握できるため、現状の改善すべき点を見つけやすくなります。
さらに従業員同士のコミュニケーションの向上にもつながります。
絆が強まり、離職率低下にも役立ちます。
シンプルな機能で使いやすく、日常的に感謝の気持ちを伝え合えられます。
料金
初期費用は無料です。
ビジネスプランは100人まで月額49,500円で利用できます。
スタンダードプランは月額33,000円です。
100人以上の場合は追加料金が発生するので、問い合わせる必要があります。
さらにビジネスプランとアンケート調査がセットになったプレミアムプランも相談次第で対応しています。
対象人数
1人から100人まで定額で利用できます。
100人以上の場合は問い合わせが必要です。
調査の信頼度
700社を超える有名企業が利用した実績があります。
EX Intelligence
従業員のエクスペリエンスを調査する組織診断ツールです。
組織の現状を把握できるだけでなく、組織全体の課題から個人の課題まで発見できます。
お勧めの理由と評価点★★★★
人事担当、マネジメント担当がいない、知識が乏しい企業におすすめです。
採用から退職までこのツール一つで管理してくれるため、人件費のカットにも役立ちます。
特徴・解決できる問題
従業員の経験や体験を調査し、その組織ならではの満足感や不満を調査できます。
採用段階で自社にマッチする人材かをチェックできるだけでなく、育成や異動、退職までのサポートも徹底しています。
理想と現状を一括で把握してくれるため改善策も見つけやすいです。
料金
料金は非公開です。
データベースプランとタレントマネジメントプランによって料金が変動します。
対象人数
1人から利用可能です。
調査の信頼度
1,000社以上のサポート実績があります。
組織診断だけでなく人事評価、人材データなどのサービスも開発しているコンサルタント会社が提供しています。
クアルトリクス 従業員エクスペリエンス(EX)
テクノロジーを取り入れた分析結果を得られる組織診断ツールです。
採用から退職まで人材を徹底的にサポートします。
お勧めの理由と評価点★★★★
海外の本格的なツールの導入も検討している企業におすすめです。
クアルトリクスはアメリカに本社を置く企業で、従業員エクスペリエンス(EX)だけでなくさまざまな企業へのアンケートプラットフォームを作成、提供しています。
多数のサポート実績から得た独自のノウハウを活かし、組織診断に役立てています。
特徴・解決できる問題
分析後の改善策まで丁寧に提案してくれます。
従業員一人ひとりの回答結果に合わせた改善策を自動で提案するので、マネジメントの担当者がいない企業でも取り入れやすいです。
繰り返し診断を行い、組織全体のパワーアップを目指せます。
料金
料金は非公開です。
対象人数
対象人数は非公開です。
調査の信頼度
最新のテクノロジー、専門家による監修を導入してツールを作成しています。
16,000ブランド、99のビジネススクールをサポートした実績があります。
Geppo
低コストで利用できる組織診断ツールです。
個人的な問題から組織の問題にまでアプローチでき、企業全体のパワーアップに役立ちます。
お勧めの理由と評価点★★★★
テレワークが増えたことによりコミュニケーションの低下に悩む企業におすすめです。
簡単なアンケート内容で、従業員も自主的に参加しやすく、長く続けられます。
特徴・解決できる問題
個人の課題を見つけ出し、改善方法を話し合うことで、人事担当者と従業員の信頼関係が深まります。
また、従業員自身も気づいていなかった根本的な問題を見つけ出すことも可能です。
組織の現状も把握でき、問題点に対する改善策も提案してくれます。
個人と組織、両方からアプローチすればよりスピーディーに、効率的に組織全体の成長を期待できます。
個人調査は月に1度、組織調査は四半期から半年に一度の頻度で開催できます。
緊急度や重要度が一目でわかる分析結果を提示してくれるので、今何をすべきなのかを即座に判断できるのもポイントです。
料金
Geppoには初期費用はかかりません。
人数ごとに料金が変動します。
25人までは20,000円で利用できます。
50人までは39,800円です。
100人までは68,000円、200人までは10,800円、さらに300人までは148,000円、500人までは198,000円です。
750人までは248,000円、1,000人までは298,000円で利用可能です。
組織診断ツールの中でもコストパフォーマンスに優れているため、コストを抑えて組織診断を行いたい企業におすすめです。
対象人数
1人から利用可能です。
料金は人数ごとに変動するので注意してください。
調査の信頼度
数多くの人材サービスを提供する株式会社リクルートが提供するサービスです。
膨大なデータから独自のノウハウを生み出し、組織診断ツールに反映しています。
組織診断ツールを有効活用しよう
組織の育成にはコンサル、マネジメントなどさまざまな知識が必要です。
ですが組織診断ツールを利用すれば、専門的な知識を持つ担当者がいなくても気軽に組織の成長にアプローチできます。
組織内の問題を改善するための方法を導入しても、根本的な問題を解決できなければ意味がありません。
遠回りしないためにも、精度の高い組織診断ツールを利用することをおすすめします。
長期的な調査か短期的な調査か、料金、人数など、ツールごとに違う特徴を比較して、最適な組織診断ツールを選びましょう。
今回紹介した組織診断ツールはどれも多数の実績がある人気のサービスです。
組織診断ツール探しにお悩みの企業はぜひ参考にしてください。
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