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チームビルディングに最適!自己理解と他者理解を深めるMBTIを徹底解説!

公開日:2019.12.16

    MBTIという言葉をご存知でしょうか。性格を16のタイプに分類し、自分の性格について見つめなおすきっかけになるもので、近年は日本でも多く利用されています。MBTIは自己理解を深めるだけではなく、他者の理解を深めることもできます。自分と正反対のタイプがいることを認識することで、よりよいチームビルディングに活かすことができるでしょう。

    MBTIとは一体何なのか

    MBTI はMyers-Briggs Type Indicator(マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標)の略称であり、ユングによるタイプ論をもとにアメリカで開発された性格検査のこと。全世界45ヶ国以上で活用されており、さまざまな分野に取り入れられています。

    MBTIが他の性格診断と大きく異なる点は、診断結果を得ることが目的ではないということです。診断結果はあくまでもきっかけにすぎず、受けた人が自分の内面について改めて考え、自分自身をより有意義に活用するための指標とすることが目的です。結果を重視しているのではなく、そのメソッドを重視しているのです。

    MBTIによる性格分類について

    先ほどもお伝えしたように、MBTIは通常の性格診断とは異なり、自分や他人をより深く理解するためのメソッドです。心理検査を受けてから、認定ユーザーのサポートを受け、16種類の性格タイプのうち自分がどのタイプに当てはまるのかを検討します。

    MBTIの性格のタイプは、「エネルギーの方向性EかI」、「知覚のプロセスSかN」、「判断のプロセスTかF」、「外界との接し方PかJ」の各々2種類ずつの結果を掛け合わせたものによって16種類に分類されます。それでは簡単に16種類のタイプを見ていきましょう。

    感覚内向(IS)タイプ

    感情内向タイプには、物静かですが真面目で丁寧に物事をやり遂げるISTJ 、几帳面で責任感があり人を思いやるISFJ 、トラブルが発生するまでは冷静に観察をするが、いざ解決策が必要なケースになれば素早く行動するISTP、自分の価値観を大切にしながらも周囲との調和を大事にするISFPの4タイプがあります。

    感覚外向(ES)タイプ

    感情外向タイプにはどんな状況でも素早く対応して問題解決をするESTP、人と関わることが好きで周囲と一緒に物事を進めるESFP 、現実的な視点を持ち、決めたことを素早く行動するESTJ 、調和を求め人にやさしく思いやりのあり周囲と協力して課題を正確に完了させるESFJの4タイプがあります。

    直感内向(IN)タイプ

    直感内向タイプには、自分の確固たるビジョンを持ち、世の中に貢献するために行動するINFJ、独自の思考やものの見方を持ち、目標を達成することに関心のあるINTJ、理想を大事にし、好奇心が強くアイデアを実行に移すINFP 、社会的な関わり合うより一人で深く考えて解決を導き出すINTPの4種類のタイプがあります。

    直感外向(EN)タイプ

    直感外向タイプには、いつも前向きで興味があるものに躊躇なく行動をするENFP、未知のことや困難な問題に対して独創的な方法で素早く解決するENTP、社交的で人の可能性を見出し育てるなどのリーダーシップを発揮するENFJ、率直で自分の信念に従ってリーダーとして突き進むENTJ の4タイプがあります。



    人生に役立つ!MBTIの3つの利点

    MBTIは診断結果を得ることが目的ではなく、診断結果から自分のことを見つめなおすことが目的で、よりよい人生を見つけるヒントを得ることにつながります。それでは、MBTIを受けることで人生に役立つ3点についてお伝えします。

    自己理解につながる

    診断結果はあくまでも仮説です。仮説をもとに、自分に最適なタイプを見つけ出します。例えば、「内気で一人で過ごすことを好む=悪い」など良い悪いで判断するのではなく、それが自分にとっての自然な状態だということを再認識することができます。
    生きていく上で、自分にとって得意ではない行動を必要とされることもあります。しかしその状態を理解し、自分が無理をしすぎないように意識することができるのです。

    他社理解につながる

    16種類のタイプを見てみると、対極的な機能を持つ性格があることがわかります。つまり、自分には理解できないタイプの人がいるということなのです。直感で仕事をするタイプと、感覚で仕事をするタイプの仕事の進め方は異なります。どちらのタイプが優れているということではなく、相手は異なるタイプなのだという事実を知ることで、相手を理解することにつながります。

    30代以降の虚無感に向き合える

    ユングのタイプ論によると、人間は成熟する過程で今まで意識していなかった未熟な部分にも意識し始め、自分の人生に対して虚無感を感じる場合があるそうです。今まで自分が得意としてきた成熟な部分と、苦手であった未熟な部分が統合され、一人の人間として成熟していきます。MBTIを受けることで、一人の人間としての発達のヒントを得ることができるかもしれませんね。



    自分やチームメンバーの理解を深めるためのMBTI

    MBTIの性格分類は優劣をつけるものではありません。自己・他者の理解を深めるためのきっかけにすぎないのです。自分がどのタイプか調べたい場合、簡易的なものであればインターネットで検索することができます。よりよいチーム環境をつくるための参考にしてみてはいかがでしょうか。

    この記事を書いた人

    HR BLOG編集部

    このブログでは、「経営者と役員とともに社会を『HAPPY』にする」 をテーマに、HR領域の情報を発信しています。

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